合唱団あらぐさ

代表・高野さんインタビュー

 よく晴れた秋の日、昼休み。
 ぽかぽかとしつつも肌寒い風の吹く駒場のキャンパスプラザ前広場で、あらぐさ代表の高野耕作さん(文科三類2年)と私はベンチに座っています。
 間近に迫ったあらぐさの一大イベント・定期演奏会に向けて役作りのために口ひげを生やした高野さん。そんなアツい彼に、あらぐさの魅力について存分に語ってもらいました。


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─「あらぐさ」の名前の由来は何ですか?

 それは実は「雑草」と書いて「あらぐさ」と読むんです。この名前には「雑草魂でいろいろな音楽をやろう!」という思いが込められています。あらぐさはバンド・合唱・ミュージカルと幅広い音楽のジャンルに挑戦するので初心者が多いんですが、それでも練習して頑張ろうということですね。

─部員の数も多そうですね。

 はい、60人くらいいますね。あとインカレなので他大生もいます。東大:他大は半々ですね。男女比も半々です。あと歴史も長く、50年くらいあります。

─バンド・合唱・ミュージカルってそれぞれ独特な感じですよね。練習も大変ではないですか?

 バンドの練習は各自でということにしています。なので週に2回の練習は合唱とミュージカルに当てられています。火曜日の17時半から20時まで本郷キャンパスにて、土曜日の14時から18時まで駒場キャンパスにて行っています。11月になると定期演奏会の本番が近くなるので練習にも熱が入りますね。

─では定期演奏会のことも含めて、あらぐさの1年間の活動を教えてください。

 1〜3月までは新歓合唱祭の練習をします。あとはオリエンテーションの準備をします。新入生を迎える準備期間が1〜3月です
 4月からは新入生と仲良くなる期間ですね。新歓合宿などの新歓イベントもたくさんあります。ここで新入生と先輩が仲良くなります。
 8月には合宿があり、ここから12月の定期演奏会に向けての本格的な練習が始まります。合宿は山梨や新潟で行っています。
 9月からはミュージカルの練習が本格化します。ここからは12月まで練習に次ぐ練習です。そして12月の定期演奏会本番を迎えるというわけです。
 また、年に2回くらい中央大と専修大にあるあらぐさの姉妹サークルと発表会を行って交流を持ったりしています。

─あらぐさのライブ方面の活動はどういった感じですか?

 ライブは3月・5月・7月・9月・11月にあります。それぞれレギュラーライブ、五月祭ライブ、サマーライブ、月見ライブ、駒場祭ライブと呼ばれます。また五月祭と駒場祭の時はライブの他に合唱祭も行われます。

─高野さんはどうしてあらぐさに入ったのですか?

 やっぱり何でもできそうだったからですね。僕はライブしか経験したことがなかったんですけど、他の音楽のジャンルにも触れられたらいいなと思って数ある音楽系サークルからあらぐさを選びました。あらぐさでは音楽ではなくて、中には絵を描いている人もいるんです。だからとにかく自由です。そこがいいですね。あとは結果的に行動や人脈が広がります。いろいろな場所や人と出会えます。

─では、あらぐさでの苦労話とかはありますか?

 定期演奏会の直前には練習も多くなって正直大変ですね。週7回、つまりは毎日練習する人もいます。初心者が多いので、経験者はその指導に回らなければならず、一からのスタートといえますから時間もかかります。でも、そこから作り出すものに意味があると思うんです!

─あらぐさの魅力って他にもありますか?

 部室には楽器がそろっているのでそこで練習が出来ます。みんな昼休みになると部室に集まってきて練習をしたりお昼を食べたり、またはおしゃべりをしています。みんなとても仲がいいですね。このようにあらぐさに参加して、1年くらいまじめに練習していけば初心者の子でも必ず歌がうまくなれます。みんな歌が好きな人ばかりですから。あと姉妹サークルとの交流を通して他大に友達を作ることもできるので人脈が広がります。

─では、定期演奏会について詳しく教えてください。

 定期演奏会は全部で3部構成で、ミュージカルと合唱を発表します。あらぐさの1年間の練習の見せどころです!
 第一部はミュージカルです。ミュージカルは完全にあらぐさのオリジナルです。曲が全部あらぐさメンバーによる手作りです!今年のコンセプトは「お金や人に対する人間の欲望」です。
 第二部は混声合唱オムニバスで、一日の時間を朝、午前、正午、午後、夕方、夜の6つに分けてそれを合唱で表してみました。
 そして最後の第三部は混声合唱で、指揮者がセレクトした曲集をやります。今年は『ティオの夜の旅』という本をモチーフにした曲集です。難易度が高いのですが注目してみてください。

─では、最後に何か一言お願いします。

 音楽に興味がある人は、ぜひあらぐさに入ってください!あらぐさには音楽を楽しもうというスタンスの人から音楽に人生をかけちゃってるくらいの人までいろんな人がいます。だからどんな人が来てもきっと大丈夫だと思います。
 あと、定期演奏会にぜひ来てください!

─バンド・合唱・ミュージカルと様々なジャンルに挑戦しつつも、どれもしっかり練習するというあらぐさの音楽に対するまじめな姿勢がうかがえた。
 後日あらぐさの練習風景を取材してきたので、そちらもぜひご覧ください。


東京大学合唱団あらぐさ
http://aragusa.aikotoba.jp/


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掲載日:06-04-10
担当:佐藤愛果
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