運動会硬式野球部

大学野球の頂点、東京六大学野球。甲子園で活躍した選手も多数いる他大学を相手に、東大野球部は奮闘しています。

4月14日(土)に東京六大学野球春季リーグ開幕戦を控え、練習・対外試合と調整を進める、東大野球部山田聡主将(農学部4年)にお話を伺いました。


東大球場

―東大野球部について簡単に紹介していただけますか。

東大野球部は大正8年に創部された伝統のある野球部です。1914年に東京五大学野球(当時は早慶明法立の5大学でリーグ戦を行っていた)に東大が加わり、東京六大学野球になりました。六大学野球の他には、国公立大学戦などを戦っています。

現在の部員は、4年生9人、3年生・2年生がそれぞれ20人弱という構成です。弥生キャンパスにある東大球場にグラウンドを構えています。

―現在のチームの調子はいかがですか。

現在は春のオープン戦を行っていますが、守備面はよい仕上がりです。計算できるピッチャーが揃ってきたので、他大学とも十分渡り合えると思います。

ただ、攻撃面では不安を抱えています。開幕までにより積極的な打撃ができるように調整をしていきたいと思っています。

練習風景

―普段はどのような練習をしていますか。

普段は9:00から17:00の間、守備、バッティングなどの練習を行っています。これは監督のアドバイスの下、選手自らが考えています。私が主将になってからは、バッティングの練習量を増やしたり、ノックのやり方を変えたりと抜本的に内容を変えました。

ミーティングの場で話し合うこともありますが、練習中にも選手同士で意見を出し合うなど、常にどのような練習をするべきか考えています。

―今年から中西新監督が就任されましたが、チームに変化はありますか。

勝つ意識を持つというのが一番大きいと思います。熱い気持ちを持った方なので、選手もその熱意にいい影響を受けています。

―山田主将の個人としての調子はいかがですか。

私のポジションはキャッチャーですが、特にリード面が順調です。ピッチャーの調子がよいので、それをうまく引き出せるようなリードができていると思います。

インタビューに答える山田主将

―山田主将ご自身の野球歴を教えてください。

野球を始めたのは、小学校3年のときでした。2歳年上の兄が野球をやっていて、その影響が大きかったですね。

その後は今に至るまで、ずっと野球漬けの生活が続いています。高校は札幌南高校だったのですが、2000年夏の甲子園に出場したのを見て、文武両道に憧れ、入学しました。結果としては、野球にどっぷり漬かってしまっていたので、文武両道ではなかったかもしれませんが。

―六大学野球、特に東大野球部に対する憧れはありましたか。

高校のころは、何となく六大学野球のことは知っていましたが、特に憧れていたという訳ではありませんでした。

高校野球を引退するときに、大学でも野球を続けたいという気持ちが強く、やるなら六大学野球かなと思い始めました。その頃、東大野球部出身の遠藤良平さん(1999年に日本ハムファイターズにドラフト指名を受け入団。現在は北海道日本ハムファイターズ球団職員。)とお会いする機会がありまして、東大野球部を薦めていただいたのですが、それが東大野球部を意識する大きなきっかけとなりました。それまでは野球漬けで勉強をサボっていた分、猛勉強して何とか合格することができました。

実際に部員の半分くらいは、私と同じように神宮球場で野球をやるために東大を目指していたようです。

―六大学野球では強豪揃いの他大学に挑んでいる訳ですが、それについてどのように感じていますか。

六大学野球の中でも、東大というのは特別な存在だと思います。甲子園で活躍した選手がゴロゴロいる他大学に対して、戦いを挑むことができ、さらに自分たちの努力次第でそんなチームに勝つことができるかもしれない舞台を与えていただいているのはすごく恵まれていると思います。

他大学では専用の室内練習場などの環境も整っているおり、そのような点が羨ましいことは事実ですが、やはり東大野球部に入ってよかったと思います。

練習風景

―学業と野球の両立は、どのようにして実現していますか。

周囲の協力を借りながら、うまくやっています。

当然、授業と練習がかち合うこともありますが、どちらを優先するかは各人に任せられており、各々うまくやっているようです。

―ご自身のアピールポイントを教えてください。

頭脳的な配球など、インサイドワークには自信があります。そのあたりは他大学のキャッチャーに負けていないと思っていますので、リーグ戦ではうまくピッチャーをリードし、勝利を導きたいです。

―早稲田大学に斎藤投手が入学したことで、六大学野球が注目を集めています。そのことについて、どのようにお考えですか。

六大学野球自体が注目を集めるのは、よいことだと思っています。斎藤投手が目当てでもいいので、一度神宮球場に足を運んでいただき、そこから六大学野球の楽しさを知っていただければよいのではないかと思います。

―最大のライバルは誰ですか。

慶應義塾大学の加藤投手です。彼からは今まであまり打てていないので、今年こそは勝ちたいと思っています。

―今年のチームの見所を教えてください。

経験が浅い、2年生、3年生も試合に出ており、彼らの見せる思い切りのいいプレーが見所です。特に2年生の岩間外野手のバッティングには注目してみてください。

―現在、30連敗中ということで、今年こそは勝ちたいという意識はありますか。

連敗を止めるために勝ちたいということは考えていません。あくまでも、優勝を目指していく中で、連敗が止まればいいと思っています。

山田主将

―最後に、六大学野球に向けて、UT-Lifeを見ている人に一言お願いします。

スタンドからの応援で、選手の気持ちも盛り上がります。ぜひ、リーグ戦に足を運んでいただき、六大学野球の面白さを知っていただければと思います。熱い応援、よろしくお願いします。


六大学野球春季リーグがまもなく開幕します。山田主将の言葉からは、春季リーグへ向けての確かな手ごたえが伺えました。

東大野球部は以下の日程で試合を行います。ぜひ、神宮球場に足を運び、彼らの雄姿を目に焼き付けてください。

日程

対戦大学日程
早稲田大学戦4/14(土)11:00
4/15(日)13:30
明治大学戦4/21(土)11:00
4/22(日)13:30
慶應義塾大学戦5/5(土)13:30
5/6(日)11:00
法政大学戦5/12(土)13:30
5/13(日)11:00
立教大学戦5/26(土)13:30
5/27(日)11:00

入場料金

入場券は神宮球場と各大学で販売されており、試合当日、神宮球場で購入することも可能です。今年からは、電子チケットぴあでも購入できるようになりました。

座席料金
学生券¥500
外野席券¥700
内野席券¥1,100
特別指定席券¥1,300

神宮球場までのアクセス

アクセスマップ
東京メトロ銀座線 外苑前駅 徒歩約5分
JR中央・総武線 信濃町駅 徒歩12〜13分
JR中央・総武線 千駄ヶ谷駅 徒歩15分
都営地下鉄大江戸線 国立競技場駅 徒歩12〜13分

リンク

東京大学運動会硬式野球部ホームページ
東京六大学野球連盟ホームページ


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掲載日:07-04-09
担当:伊藤陽介
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