放送研究会

 駒場祭・五月祭で、学生の手によりミニFM放送が行われていることをご存知でしょうか?今回は、そのラジオ放送を手がける放送研究会の活動内容について、代表の前原一輝さんと副代表の柴田智世さんにお話を伺いました。(役職は2010年度取材当時)


―放送研究会は、どのようなサークルですか。

前原さん

前原 放送研究会は2008年に出来たばかりで、今年(注:2010年)で設立3年目になります。インカレサークルですので、東大生のみでなく、他の大学のメンバーもいます。具体的な活動としては、アナウンス・映像・ラジオの3パートに分かれ、それぞれの活動をやりつつ、お互いに交流したり一緒のことをやりながら、色んな面で放送に関わっていくというのを大きな目標としています。

―各パートについて詳しく教えてください。

柴田 アナウンスパートは普段は発声練習や原稿読みをするのですが、主な舞台となるとNHK全国大学放送コンテストいう一番大きなコンテストに応募したり、あとは番組発表会でニュース読みをしたりというのがあります。他にも、大学側から司会を依頼されるという場合もあります。将来アナウンサーになりたい、という人もいますが私は全然違いますし、人によりますね。

前原 技術を磨いてプレゼン能力を上げたいという人など、いろんな人がいます。

柴田 私は趣味ですね(笑)。

前原 映像パートは、普段から映像作品を撮って、番組発表会や新勧など新入生向けのイベントで発表を行ないます。また、部内映像コンテストというものがあり、これはパート関係なく全員を5つぐらいの班に割り振って年二回コンテスト形式で行うものなのですが、その中でも中心的な役割となります。具体的には映像編集や監督、カット割や撮影などそういったことをすべて考慮しなければいけないのが映像パートの仕事です。

 ラジオパートでは、昨年の駒場祭と今年の五月祭でミニFMという試みを行ないました。短い距離で電波を飛ばして、キャンパス内でだけ聞けるようにしています。3日間ぶっ続けで7時間ずつ計21時間に及ぶ番組をパートの垣根なく全員で分担して繰り出すのですが、その中心的な役割をラジオパートが担っています。最近ではネットを通して配信をやっていこうかなという試みも実現に向けて動き始めていますね。

―普段はどのように活動していらっしゃいますか。

柴田 火・金曜日に主に活動しています。五月祭や駒場祭、映像発表会といったイベントが迫ったときは準備で忙しくなってしまうのですが、そうでない時は火曜日に会議を行い、金曜日は各パートごとに分かれて練習しています。

―放送研究会の活動で大変なことはなんですか。

前原 やはりできたばかりのサークルなので、編集するにも機材が少なかったり、機材があっても置く場所がなかったりといった新しいが故の大変さがあります。3つのパートをどうまとめていくか、といったところでも熱い議論が交わされているところです。

柴田 まだ団体としての方向性を定めているところなので、個人がやりたいことも多種多様で、何を吸い上げて何を切り捨てるのか、またそれをどうサークルとしての活動に結びつけていくのか、というのが本当に難しいですね。

前原 そこがまた面白いところでもあるんだけどね(笑)。

―逆に、やっていて楽しいことはなんですか。

柴田さん

柴田 私はそもそも趣味で入ったのが始まりで、まずはアナウンスパートとしての普段の活動だけでも楽しいと思っていたのですが、最近は人数も増えてきて、「あ、映像も面白そうだな」といふうに興味を持ち始めたりするのが楽しく思えるようになってきました。また、他の大学の放送研究会とつながりが出来て、お互いに番組発表会を見に行くなど勉強になることも多く、輪が広がりますね。

前原 自分の興味のある分野を深めていくこともできる一方で、色々なことも体験できるというところがうちの魅力かな、と思いますし、自分もそこが楽しいなと思いますね。

―放送研究会に入った理由を教えてください。

柴田 私はずっと中高と放送部に入っていて、その延長で入ろうかなと迷っていた時に、知り合いの先輩からぜひぜひと誘われたのがきっかけですね。

前原 知らなかった(笑)。自分の場合は、いろいろなサークルを見て回って最初に劇団に入ったんですがあまり肌があわなくて辞めて、それで昔から取材することに興味があったこともあり、「放送研究会もあったじゃないか」と。初めはそんなに深い考えがあって入ったわけではなかったのですが、活動するうちにはまっていってしまった感じですね。。

―今後の活動に対するビジョンはありますか。

前原 今まさに考えてるところですね。

柴田 他大の放送研究会だと、大学同士の同盟みたいなもので密接に交流しているんですが、私たち東京大学研究会はそこまでやるのかどうかという点です。やはり外に働きかけていくと中が疎かになってしまうかもしれないですし、単純に普段の練習でちょっとやっていけばいいや、という人とのギャップができてしまうかも、というので…。うーん。

前原 そこはまだ意見が固まっていないところですね。

―最後に、見ている方へメッセージをお願いします。

左から:前原さん、柴田さん
左から:前原さん、柴田さん

前原 うちは本当に自分のやりたいこと、楽しいと思うことを何でもできるようなサークルにしていこうと思っているので、「何か面白いことをやりたいな」と思っている人は誰でも歓迎なのでぜひ来て下さい。

あとがき

 できてから間もない団体ならではの熱気や意欲が、インタビューを通じて切に感じられました。みなさんも五月祭や駒場祭で、ミニFMに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

リンク

東京大学放送研究会ホームページ:
http://www.todaihouken.com/


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掲載日:11-04-13
担当:赤松航太
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