東京大学運動会総務部

東京大学の運動会に属する運動部を取りまとめているのが、東京大学運動会総務部です。今回は、委員長の佐藤滉介さん(教養学部後期課程3年・フィールドホッケー部)、事業局長の小川泰樹さん(経済学部3年・ラグビー部)、バレーボール大会担当の新井陽子さん(教養学部前期課程文科二類2年・ハンドボール部)にお話を伺いました。


運動会総務部

―運動会とはどのような組織ですか。運動系サークルとどう違うのですか。

佐藤さん(以下佐藤)運動系サークルの場合、その種目をやりたい人が集まって活動しているという感じですが、運動会の場合は「東京大学運動会」ということで、東京大学の名前を背負っている分、責任を持って活動しているという点が大きな違いだと言えます。

―運動会総務部はどのような組織ですか。

佐藤総務部は主に運動会全体を統括したり、各種運動大会を開くことで運動会に入っていない学生にも運動機会を提供したりしています。運動会各部が部員を派遣して、運動会総務部を構成するという形をとっていて、総務部委員長の下に内務局・事業局・広報局・会計局があります。内務局では運動部や学外との連絡を、事業局ではスポーツ大会や各講習会、京大戦や七帝戦などの企画・運営を行っています。広報局では新入生に入学時に配布したような運動会報を制作しています。

小川さん(以下小川)業務の進行ペースは各個人に任されていますが、定期的に皆で集まってミーティングを行っています。

佐藤みなさん入学手続きのときに運動会費を払ったと思います。運動会に属している人はいいんですけど、運動会に属していない人にとっては払うのに疑問のある費用だと思います。だから、運動会に属していない人に還元するために一般の方向けの講習会や大会を開いています。

―バレーボール大会が今年は残念ながら見送りとなりましたが、毎年開催されているのですか。

小川毎年開催しています。去年も実施が見送りになったんですが、今年も時期が悪かったのか残念ながら見送りとなりました。毎年、バレーボール大会以外にもサッカー大会やバスケットボール大会、ボート大会など様々な大会を開いています。

―学外ではどのような活動を行っていますか。

小川双青戦(京大戦)や七帝戦のような他大との交戦を取り仕切っています。京大戦は東大のカラーが淡青で、京大のカラーが濃青なので、2つ合わせて双青戦と言われています。

―総務部員の構成について教えてください。

佐藤さっき言ったみたいに、運動会総務部は運動部から部員を派遣してもらって成り立っているのですが、派遣は任意なので一学年当たりの人数はまちまちで、約20人弱です。毎学年派遣してくれる部もあれば、全然派遣してくれない部もあります。一番多いのは隔年ごとに派遣してくれる部ですね。総務部としては約60人の部員が所属しています。男女比も年度ごとに異なっています。

新井さん(以下新井)私の学年は例年よりも女子が多くて、20人中6人が女子でした。

佐藤任務の引き継ぎが毎年9月になされ、そこで4年生が引退という形になります。だから、今(編注:2013年12月現在)は1年生から3年生が所属しています。

―選手との両立はやはり大変ですか。

佐藤うーん……それは本当にそれぞれの部活によりますね。個人差も大きいというか。

小川総務部のミーティングが土日にあることが多く、公式戦と重なってしまってどちらかをやむなく欠席しなければならないことがあるので大変です。

新井私はマネージャーなので選手よりは負担は軽いですが、それでもやはり総務の仕事とマネージャーの仕事が重なったときなどは心苦しいです。

―総務部にいてよかったことは何ですか。

佐藤他の運動会の人と交流できるのがいいですね。例えば、総務部に入ったおかげでラグビー部の人(総務部同期・小川さん)とも交流できたわけだし。

小川あと他大学の人とも交流できますね。七帝戦などで話を交わす機会がありますが、お互いに運動部独特の辛さが共感できるし、翌年にまた会ったときに気軽に話せるのが良かったです。

新井先輩2人(佐藤さん・小川さん)と同じですけど、つながりが広がるのがやはり大きいですね。自分たちの立案した企画が成功したときももちろん嬉しいです。

―新しく企画していることはありますか。

佐藤小川その質問待ってました(笑)。

佐藤運動会とはそもそも何なのかよくわかっていない人が多いんですよね。しかも本郷キャンパスでの企画が多いので、1・2年生に対してもっと知名度をあげられればと思います。だから、来年度の4月頃を目標に、駒場キャンパスで新入生を対象とした「駒場運動会」を現在企画しています。

―運動会に対してメッセージをお願いします。

佐藤「もっと連絡をください」、かな。活動の近況報告とか、レスポンスが少ないのでもっと返事を返して欲しいですね。

―最後に学生にメッセージをお願いします。

佐藤東大生は、自分たちが東大生であることをあまり意識してないんですね。例えば、早稲田大学の学生だったら、自分の大学の運動部が試合に出るときに「早稲田生として」応援に行く人が多いですが、東大生ではそういうことがあまりない。だから、もう少し「東大生」としての意識を持てるようなきっかけを運動会が提供できたらと思っています。

新井確かにそうですね。東大だとクラスやサークルの集団意識はあるけど、東大生の多くは東大生としての意識をあまり持っていないので、そういう気持ちをもう少し強く持ってくれればと思います。

―ありがとうございました。

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掲載日:14-01-29
担当:川口倖左
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