本郷キャンパスの最寄り駅

本郷三丁目駅

 東大の本郷キャンパスの最寄り駅といえば、東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅が有名です。1954年に丸ノ内線の最初の完成区間である池袋〜御茶ノ水間の開業と同時に設置された、本郷キャンパスの最寄り駅のなかではもっとも歴史のある駅です。丸ノ内線には他の路線との乗り換え駅が多いこともあり、利用する学生は多いようです。赤門など本郷キャンパス南部にはそこそこ近いのですが、農学部キャンパスや正門まではかなり距離があるのが難点です。

 都営地下鉄大江戸線にも本郷三丁目駅があります。丸ノ内線と同じ駅名となってはいるものの、丸ノ内線と大江戸線は地下で乗換えができず、一度地上に出る必要があります。また、この駅には本郷キャンパスに近い出口がありますが、目の前に大学の敷地が見えるにもかかわらず、赤門まで歩く距離が長くつらいものがあります。

東大前駅  次に有名なのが東京メトロ南北線東大前駅ではないでしょうか。1996年、それまで赤羽岩淵から駒込までしかなかった南北線が四ツ谷までのびたときに設置されました。この駅は農学部の正門のすぐ北にあります。しかし、本郷キャンパスの正門までは、本郷三丁目駅と同様、やや歩かなければなりません。一説によると、本郷通りの下にそのまま地下鉄を通してしまうと地下鉄の振動で実験が失敗することがあるという理由で、わざわざ農学部正門の北に出口を作り、その先は急カーブで本郷キャンパスを避けたルートをとっているとか。また、南北線は電車の本数が少ないことも難点です。夜11時ごろになると15分に1本程度しか電車が来なくなり、よく待たされることになります。

根津駅  東京メトロ千代田線の根津駅はあまり知られていないかもしれませんが、言問通りを下った交差点にあり、小田急線やJR常磐線沿線に住んでいる人がよく使っています。この駅は1969年に千代田線北千住〜大手町間の開業と同時に開設されました。駅前は下町のような雰囲気があります。浅野キャンパスから近く、また本郷キャンパスの弥生門からも意外とすぐですが、言問通りはちょっとした坂になっているので、歩くと運動になります。

春日駅  都営地下鉄三田線春日駅。これは三田線を使って東大に来ている人しか知らないのではないでしょうか。この駅からは歩いて15分ほどかかります。それなら春日駅で大江戸線に乗り換えて本郷三丁目まで行ったらいいと思うかもしれませんが、大江戸線の本数の少なさとホームの深さ、本郷三丁目駅からの遠さを考えると、実は春日駅から歩いて本郷キャンパスまで向かったほうが早いこともあります。筆者(仲野)は三田線が通る巣鴨に住んでいるので、雨が降るとこちらを使うようになりますが、正直言って途中の坂がきついので大変です。ですが春日駅から本郷キャンパスまでの町並みは歴史があり、歩いていて楽しくもあります。

 さて、どの駅を使えばいいのか?春日、根津は千代田線や三田線に特別の利便性がある人でない限り使わないから除くとして、大江戸線、丸ノ内線、南北線は正門までなら大体距離が変わらない。悩みどころです。 UT-Lifeでは特集企画「キャンパス移動レース」で駒場から本郷までの交通機関の速さについて調べました。少なくとも駒場からなら丸ノ内線でも南北線でも大差はないようです。詳しくは特集企画をご覧ください。

やはり、一番いいのは実際に乗って比較してみることでしょう。電車に乗っている時間以外にも、乗り換えがしやすいかどうか、混雑がどのくらいか、といったことでも選択は変わってくるでしょうから。

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掲載日:06-12-01
担当:仲野潤一
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金井雄太
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