東京大学の図書館
大学の研究では、過去の文献を参照することが多く、図書館の充実度は研究の環境のよさを計る上で重要な要素です。
東京大学には、本郷に総合図書館(蔵書数約118万冊)、駒場に駒場図書館(蔵書数約56万冊)、柏に柏図書館(蔵書数約20万冊)とそれぞれのキャンパスに大きな図書館が存在しますが、その他にも各学部や研究所等にも35の部局図書館が備えられ、それぞれ専門的な書物を取り揃えており、全国の大学図書館の中でも最大の所蔵数を誇っています。
| 大学名 | 蔵書数 |
|---|---|
| 東京大学 | 831万冊 |
| 京都大学 | 602万冊 |
| 日本大学 | 542万冊 |
| 早稲田大学 | 478万冊 |
| 慶応義塾大学 | 407万冊 |
| 九州大学 | 374万冊 |
| 東北大学 | 361万冊 |
| 北海道大学 | 359万冊 |
| 神戸大学 | 337万冊 |
| 大阪大学 | 325万冊 |
右表は全国の大学図書館の蔵書数を比較したものです。
ところで、日本で初めて「図書館」という名前が採用されたのは、1877年に設立された東京大学法理文学部図書館とされています。その後、図書館という名称が普及していき、1899年公布の図書館令において図書館という語が用いられた事で定着したそうです。
1923年の関東大震災で、東京帝国大学の図書館は、その蔵書80万冊のほとんど全部と共に焼失してしまいましたが、石油王として有名なジョン・ロックフェラー氏のロックフェラー財団から援助を受け、1928年に総合図書館が建てられ、現在の東京大学の図書館の礎となりました。現在でも、東京大学の図書館には、ロックフェラーの印が押された本が所蔵されており、歴史を感じさせてくれます。

