社会技術社会論

1.システム論、科学技術社会論の紹介 | 2.教養学部について | 3.学生へのメッセージ


最後に学生へのメッセージを

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 私も25年ほど前は、駒場で学んでいました。学生生活は楽しかったし、全学共通ゼミも多く受講していました。私も経験してきてわかることですが、進学振り分けのこともあり、視野を広げることと成績とを両立できない人がいるかもしれません。ですが、どちらか一方だけではもったいないと思います。

 学生自身は気づいていないことも多いですが、駒場の2年間というのは、とても恵まれた環境なのです。この環境をもっと生かせば、東大生の皆さんは潜在能力が高いですから、きっと伸びてゆきますよ。


取材後記

 1つの講義についてのお話に始まり、教養教育の意味についても詳しくうかがうことができて、非常に感銘を受けたインタビューの一時間でした。ですが、一方で記者自身(記者は3年生)、教養の学生時代にもっと自覚的に視野を広げる努力をしておけば、と後悔もさせられました。

 入学時のオリエンテーションでは、なぜ教養の2年間が設定されているのか、リベラル・アーツとはどんなものか、そして2年間で何をすべきかについて、学生に向けて説明が行われています。しかし、入学当時を想い起こせば、大学生になるという高揚感と解放感とで、オリエンテーションの説明会もそこそこにサークル選びに夢中になっていた自分の姿があり、今思うと心からもったいないことをしたという気持ちでいっぱいです。

 この記事を読んでいる、特にこれから教養教育を迎える方々には、私のように後悔をすることのないよう2年間を過ごしてほしいと、僭越ながら願っております。

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記事掲載日:06-03-29
担当:菅原慎悦
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