東京大学運動会ボウリング部

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東京大学運動会にはボウリング部があります。遊びではなくスポーツとしてボウリングに取り組み、様々な大会で素晴らしい成績を収めていますが、いったいどんな練習をしているのでしょうか。また、スポーツとしてのボウリングの魅力や、気になるボウリング上達法はいったい何でしょうか。ボウリング部主将・大森遼さん(工学部3年)にお話を伺いました。


活動について

―ボウリング部の簡単な紹介をお願いします。

ボウリング部は運動会に所属しています。おそらく他の部活ほど運動会っぽくはなくて、とはいってもサークルよりはそれなりに規律を重んじています。部員は1,2年生が11人ずつ、3年生が3人、4年生が活動しているのは5人、総勢30人でやっています。3,4年生でも資格の勉強などの妨げにならないように自分で活動の頻度を決めながら参加しています。

練習は水曜日と金曜日の7時半から9時半まで、高田馬場のボウリング場で行っています。

後で述べるリーグ戦の盛んな時は月3回ぐらい週末に試合があって、一番忙しい時はひと月で6,7回試合することもあります。もっともこの試合も個人の可能な範囲で頑張っています。

試合の中でも重要なものが春と秋の2季あるレギュラーリーグという、他の部活でいう関東1部リーグにあたるものです。各学校5人ずつ出て合計得点で競い、3ゲームやって2ゲーム先取したら勝利です。一部リーグには6チームがいて、2回ずつ総当たりで10週のリーグ戦を行っています。東大はここ3年ぐらいは1位2位を外したことはないと思うのですが、今年の春は残念ながら2位になってしまいました。今度こそは優勝を狙っています。(註:この後秋季リーグ優勝を果たした。)

―合宿について教えてください。

合宿は春と夏の年2回、静岡県の三島で行っています。あまりレクリエーションはなくて、3泊4日でボールを投げ続けます。初日は昼から始まり、4日目には合宿のまとめとして部内大会をやって昼には終わりといった日程です。

たくさん投げ込む機会はあまりないので、合宿中に急激に上達することもあって貴重な場になっています。合宿中にはそこのセンターに勤めておられる元プロの方に投げるフォームを教わることもあります。

ちなみに普段は本八幡のボウリング場に勤めていらっしゃる、現役のプロの方によくお世話になっていて、合宿以外ではそこに行ってプロに教わることもあります。

―ここ(シチズンボウル)で練習するときはどうされているのですか。

基本的には上級生が下級生に教えていきます。1年生が入部してからはかなりの期間、振り子という練習を伝統的にすることになっていて、それを徹底しているのは全国の大学の中でもうちの大学だけだと思います。

振り子という練習ではボールを持った状態でその場で何回も素振りをするんです。素振りをした上でタイミングを合わせて投げる練習です。腕をまっすぐ振ることや力を入れないで振ることを徹底させるのが目的で、曲がるボールを投げる前にまずはまっすぐ投げられる技術を身に付けようというものです。

その振り子という練習を、上級生から「振り子を極めたから次のステップに行っていいぞ」という認可が出るまでひたすらやることになります。

―大森さん自身がボウリング部に入った理由を教えてください。

中学と高校ではバスケをやっていたのですが、ボウリングが大好きで、大学ではボウリング部に入るかバスケサークルに入るか1年生の5月くらいまですごく悩んでいました。最終的には雰囲気がこっちの方が合うかなあと思ってこっちに決めました。東大のボウリング部のことは一応テント列(註:諸手続きの日に各サークルが新歓活動のために立てるテントの列)で知ったのですが、正直にいうと東大くらい大きい大学ならばボウリング部くらいはあるだろうと高校生の頃から思っていました。新歓の練習にもたくさん参加しましたよ。


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