東大ドリームネット

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「知の創造的摩擦プロジェクト 第3回交流会」当日体験ルポ

UT-Lifeでは以前、「知の創造的摩擦プロジェクト 第2回交流会」の直前にドリームネット代表(当時)の野中亮宏さんにインタビューをしました。それから約4ヶ月が経ち、去る10月28日に「知の創造的摩擦プロジェクト 第3回交流会」が行われました。私も参加してきた今回の交流会の模様を、これからお伝えしようと思います。


会場全景

10月28日、私は東京大学・東京大学三四郎会・東大ドリームネットが主催する「知の創造的摩擦プロジェクト 第3回交流会」に参加してきた。

この日は土曜日で授業はなかったが、私はお昼頃に東大本郷キャンパスにやってきた。私は現在大学3年生で、来年の春には就職活動を控えている。そこで、この交流会で東大OB・OGの方々のいろいろな意見を聞き、「働くってどういうことだろう?」とか「自分の将来・キャリアについてどういう風に考えたらいいのだろう?」といったことを自分なりに考えてみようと思ったのだ。

交流会が行われたのは、東大本郷キャンパスの御殿下ジムナジアムという所だった。ここは普段ならば本格的にスポーツやトレーニングを楽しめる東大の中でも数少ない施設である。しかし今日だけはたくさんの東大OB・OGの方々と現役東大生であふかえっていた。OB・OGの方々はスーツの方もいれば普段着の方もおり、社会人の雰囲気がにじみ出ている方もいれば逆に学生のような雰囲気の方もいた。総じてまさに「多種多様」な方ばかりだった。一方学生の方は、いつもより引き締まった会場の雰囲気にちょっと緊張気味の様子。参加者に配られたパンフレットを眺めながら、みんなどこかそわそわしていた。

ドリームネット代表・村松さん

東大ドリームネット代表の村松知明さん、この第3回交流会総括の堀尾健太さんの挨拶が終わって、いよいよテーマ別のグループディスカッションが始まった。今回の交流会でも、前回の第二回交流会と同じく全部で3回のディスカッションがあり、参加するOB・OGの方々と学生は自分の興味あるテーマのところへ移動する。そこで50分に渡るディスカッションをするのだ。私もさっそく興味のあるテーマのテーブルへと移動を開始した。

今回のテーマは「1、好奇心がとまらない」「2、いつでも全力投球」「3、論理的に考えるのが好き」「4、楽しまなきゃ損だ」「5、人の役に立ちたい」「6、みんなを引っ張っていきたい」「7、じっくりこつこつ頑張り屋」「8、夢はでっかく」「9、チームワークを大事に」「10、追求したいものがある」の計10個だった。パンフレットには『グループ紹介』と題してそれぞれのテーマについての詳しい説明と、それぞれのテーマがどんな人に向いているかが載っていたのでテーマ選びの上でとても役に立った。

ディスカッションの様子

私がまず行ったのは「4、楽しまなきゃ損だ」のグループ。1つのテーマにもいくつかグループ分けがされていて、私はそこから1つのグループを選んで座った。そこのグループにいたのはベテランと見られる大手企業の商社マンからITベンチャー企業の社員まで、様々な経歴を持つ4人のOBの方々だった。全員で軽く自己紹介をしたあと、まず「楽しく働くって何だろう?」という切り口から議論が始まった。学生からも積極的に質問が出て、またメモを取る学生も多かった。そんな学生の熱意に答えるように、OBの方々も自分の仕事に対する考えを本気で語ってくれたように思う。「仕事は『自ら主体的にやっているんだ』『成功したらこんな自分になれる』とポジティブに考えることが大事」「就職活動でも、大きな企業の波にのまれて就職すること自体が目的にならないように」など、仕事を楽しむための秘訣をたくさん教えてくれた。

ディスカッションの様子

次に行ったのは「5、人の役に立ちたい」のグループ。今度は一人のOBの方を囲んでのディスカッションとなった。そのOBの方はITベンチャー企業の社長さんで、私は最初「人の役に立つ」というテーマからは遠い位置にいるのではないかと感じた。しかし、お話の中で「自分たちの会社が発信した新しいサービスが多くの人の役に立ったときにはとてもうれしい」ということを強調して話しておられて、自分の仕事に対する本当に強い情熱を感じた。仕事とは既存のイメージにはよらないものなのだ。もっともっと奥深いものなのだ。そういう風にお話の最後には感じるようになっていた。

最後に行ったのは「7、じっくりこつこつ頑張り屋」のグループ。ここでは学生のうちにやっておいた方が社会に出て役に立つことをOBの方々に教えていただいた。「たくさん本を読むこと」「政治などへの自分なりの見解を言えるように勉強すること」「映画を見ること」など様々だったが、これらは社会に出ていろいろな人と出会ったときに話のキッカケにもなり、また社会人としての教養にもなるとのことだった。人とどんどん会話することや自分の「引き出し」を広げておくこと、アンテナを立てておくことは仕事をしていく上で重要な発想につながるという。だから常に自分の周辺の分野を常に見ておくことはとても大切なのだ。

ここでディスカッションは終了した。最後に東京大学三四郎会の会長の挨拶があって一旦閉会となり、すぐあと4時半からは第2部として懇親会となった。ここでは食事をしながらOB・OGの方々と個別に話すことができたようだ。

私は第2部には参加できなかったが、第1部でOBの方々とのディスカッションを通して得たものは非常に大きかったように思う。働くことの意味、それはそれぞれの人が見つけるものであると思う。しかし、それは決して自分一人の力だけでは見つけ出せないとも思うのだ。そんなときに今回の「知の創造的摩擦プロジェクト 交流会」に参加して、OBの方々からとてもいい刺激を受けることができた。これから本格的に始まる就職活動のなかでも今回得た先輩方の貴重な言葉を忘れないようにしたい。


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