模擬国連駒場研究会

模擬国連駒場研究会(略称:こまけん)とは、どのような団体なのでしょうか。会長の孔さんにうかがいました。


こまけんについて

―模擬国連とは何ですか?

例えばAさんがアメリカ大使、Bさんがロシア大使、Cさんが中国大使、というように一人一人が国の大使を演じ、国連などで行われる国際会議をシミュレーションする活動です。もちろん国ごとに立場は異なりますので、その中でいかにして議題になっている国際問題の落とし所を見つけられるかがこの活動の核です。会議の議題は様々なものを扱います。難民問題、核軍縮、シリア問題などニュースでよく取り上げられる国際問題から、表現の自由、宇宙空間の利用、生物多様性などに至るまで、国際問題といえるものは何でも扱うといっても過言ではありません。また、近年はEUやASEANなど国連以外の国際会議をやることもあります。会議では、主に立場の違う国と交渉する時間と、すべての国の前に立って自国の主張を話す(スピーチ)時間とがあり、交渉やスピーチを積み重ねて、最終的にその会議で決まったことを決議文と呼ばれるものにまとめます。

―こまけんの普段の活動を教えてください。

こまけんでは毎週月曜日に19時から通常活動を行っています。およそ1ヶ月に1回土日を使って会議を行います(ちなみに会議は細かいものも入れて年に7回あります)。通常活動の内容は主に会議に向けての勉強会です。また、今年は英語力を強化するための活動を行う日を通常活動とは別に設けようと考えております。

―会員の構成を教えてください。

会員の男女比はほぼ1:1で、東大だけでなくお茶の水女子大学、青山学院大学、明治学院大学、など様々な大学に会員がいます。例えば2年生ですと東大生と他大生の比率がほぼ1:1で、他大生もたくさん参加しております。また、こまけんは毎年理系の会員が一定数いて、2年生のうち3割が理系です。ですので、理系の方にとっても参加しやすい活動と言えると思います。

―模擬国連での使用言語は?

会議中の交渉は基本すべて日本語で行われておりますが、会議によってはスピーチや決議文が英語のこともあります。また、全国大会ではすべて英語で行われる会議もあります。ですので、英語力を身に付けたい人にとってもぴったりの活動だと思います。

―大会はありますか?

年に4回全国大会と呼ばれるものがあり、それぞれ8月に関西、9月に九州、11月に北陸、12月に東京で行われます。全国大会に積極的に参加すると全国に友達ができます。また、海外にも大会がたくさんあり、海外の大会に日本人を派遣するプログラムもたくさんあります。今年はこまけんの方でも海外大会に会員を派遣しようと考えております。

こまけんの魅力

―活動の中で特に面白いと思う点は?

国際問題を様々な視点から眺められることです。普段本や新聞、ニュースを通して国際問題をみるとき、程度の差こそあれ多くの場合は「日本人視点」です。しかし、模擬国連では、日本以外の国を担当することの方が多いので、日本人の視点を離れて議題となっている国際問題について考えなくてはなりません。シリア問題におけるロシアの立場、南シナ海における中国の立場、ギリシャ問題におけるギリシャの立場などいろんな色々な立場に立ち、その国の「国益」とは何かを定めなくてはならないのです。これがおそらく模擬国連の最大の魅力の一つであり、他の活動にない魅力です。

―活動を通じて鍛えられた能力は?

模擬国連を通して身につく能力はたくさんあります。国際問題の知識はもちろん、様々な国の視点に立つことで多角的な視点が身につくほか、立場の違う国との交渉を通じて交渉力が身につきます。さらに、国際問題の解決につながる政策を考えることで政策立案能力が身についたり、自国の主張をすることでスピーチ力がついたりします。確かにこれまであげた能力は、単体で見たら他の活動でも身につくことが多いかもしれません。しかし、これらが一気に身につくのが模擬国連の魅力であり、他の活動との違いです。

―卒業生はどのような進路を選ばれているのですか?

外務省、財務省などの官公庁に行く人や情報通信業、金融・保険業などの民間分野に進む人がいます。また、大学院に進む人も数名いるようです。

―他の模擬国連と協力することはありますか?

たくさんあります。関東には他にも早稲田研究会、日吉研究会、国立研究会、四谷研究会の4つの研究会があり、こまけんと合わせて「五研」と呼ばれています。この五研で一緒に会議を開いたり、イベントを企画したりするなど交流はかなり多くあります。こういった交流を通して関東の多くの大学に友達ができます。また、全国大会を通して、全国にある他の模擬国連の研究会の方と交流する機会も多く、積極的に参加すると全国各地に友達ができます。

―新入生に一言

入学したばかりで、どのサークルに入ろうか迷っている方も多いと思いますが、みなさんは大学生活に何を求めているのでしょうか。「成長したい」や「他ではできない体験をしたい」など、はっきりと自分を高めることをしたいという意識を持っている方もいれば、「なんとなく新しいことを始めてみたい」や「なんとなく真面目なことをしてみたい」など、漠然としか考えてない方もいるでしょう。模擬国連は様々なニーズに応えられる活動です。知識が増えるだけでなく、会議中の交渉を通じて自分と立場が異なる他者との関わり方も考えさせられ、そこから学ぶことはたくさんあります。また、ほとんどの方が初心者から始めるので、大学から始めやすい活動でもあります。模擬国連を通して、今までにできなかった体験ができ、人間として今まで以上に成長できたと僕は感じています。この活動で僕が得られたことを新入生の方にも体験して欲しいです。ぜひ模擬国連駒場研究会の活動に一度足を運んでみてください。

―ありがとうございました。

新歓日程

4/7新歓説明会(19:00~) @531

4/9春の1日体験会議(10:00~)(9:30参宮橋集合) @代々木オリンピックセンター

4/11新歓説明会(19:00~) @五号館

4/13国際系合同新歓(19:00~) @五号館

4/14国際系合同新歓(19:00~) @五号館

4/16関東五研春の1日体験会議 @上智大学

4/17新歓説明会(19:00~) @五号館

4/19新歓説明会(19:00~) @五号館

新歓イベントの情報は、HP、Facebook、Twitter等で随時発信しております。

HP:http://jmun.org/komaba/beta/ja/top.html

新歓アドレス:komaken2017shinkan@gmail.com

Twitter:@komabaMUN

Facebook:https://www.facebook.com/Komaba-Model-United-Nations-104014066344478/?fref=ts

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担当: , UTLife