応援部

迫力ある吹奏楽の演奏にリーダーの声援、そして華やかなチアリーディング。応援部は東大の様々なイベントの場面でその華麗な姿を披露してくれます。今回は、応援部主将の渡辺康行さん、そしてリーダー長の大貫陽平さん、吹奏楽団責任者の藤田慎平さん、チアリーダーズ責任者の福永美華さんにその活動内容についてお話を伺いました。


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応援部とは

─はじめに、応援部の概要についてお聞かせ下さい。

応援の様子1

渡辺 応援部は声援で応援活動を主導するリーダーと、吹奏楽団、それにチアリーダーズの3つのパートに分かれており、すべて合わせると3学年で70人ほどの部員がいます。主な活動は大きく2つに分かれており、運動会各部の応援活動と、入学式などで行われているデモンストレーションなどのステージ活動を行っています。

─運動会各部の応援はどのようにして行われるのでしょうか?

大貫 実際の試合会場で応援する場合と試合前に壮行会形式で応援する場合の2種類がありますね。壮行会形式というのは、格闘技のような室内系の競技では競技中の応援がしにくいため、試合の数日前に練習場所に伺ってエールを送るような形になっています。
 応援の対象となる部は、応援部の創部当初は野球部がほとんどだったんです。しかし、平成に入った頃から運動会の部の数も増えていったため、アメフト部であったりラクロス部であったりというような他の部も対象にした応援活動を徐々に行うようになっていきました。

─ステージ活動にはどのようなものがあるのでしょうか?

渡辺 応援部全体で行うステージ活動としては、毎年6月に東京六大学の合同で行われる「六旗の下に」と毎年11月に東大単独で開催する「淡青祭」という年に2回の大きなイベントがあります。
藤田 このほかに、吹奏楽団やチアリーダーズは定期演奏会などのイベントもあり、応援活動とは別にウィンドオーケストラやステージドリルといった活動を披露する機会を設けています。

─応援部の歴史についてお聞かせ下さい。

渡辺 応援部は昭和22年に設立され、今年で創立63年を迎えます。当時東京六大学の中で応援部が存在しなかったのは東大だけで、六大学野球では観戦者の有志が野次を飛ばすような格好で応援をしていたと言われています。しかし、当時の東大の総長である南原繁先生の肝煎りで応援部が結成されたんです。その時は現在で言うリーダーのみだったのですが、その後昭和27年に吹奏楽団が、昭和51年には現在のチアリーダーズの元となるバトン部が設置されて現在に至っています。

藤田
 まぁ、応援部としての歴史は東京六大学の中で最も浅いのかもしれませんが、旧第一高等学校の寮歌である「嗚呼玉杯に花受けて」など、東大の応援歌は戦前から歌い継がれているものが数多くあります。ですので、その下地は東大が一番古い伝統を持っているということが言えると思いますね。


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