RoboTech

片岡さんインタビュー

毎年恒例のNHKロボットコンテスト。テレビで見たことがあるという人も多いはず。東京大学からは、RoboTechが出場します。実は、RoboTechは前回大会の優勝チーム。ディフェンディングチャンピオンとして臨む、今回の大会にかける意気込みを部長の片岡さんに伺いました。


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RoboTechの部室

─まず、RoboTechがどんなサークルなのか教えてください。

RoboTechは1999年からロボットコンテストに出場しているサークルで、現在1年生も含めて25人の部員がいます。ほとんどが理系ですが、その中でも工学部機械系の学科に所属している人が多く、進学してからRoboTechに入るという人もいます。

─主にどこで活動しているのですか?

工学部2号館の地下にある部室でミーティングやプログラムの作成を行っています。また、本郷キャンパスの外れにガレージを持っているので、部室ではできない機械加工はそこで行っています。試合直前だと、ほとんど毎日ガレージで作業していたりってこともありますね。

─RoboTechの一年間の主な活動を教えてください。

やはり、NHKロボットコンテストへの出場が活動の中心になりますが、そこに出場するためにはいくつかの審査を通らなければなりません。ルールが発表される8月末から、書類審査が行われる11月までは戦略を練ります。書類審査を通ると、3月に行われるビデオ審査に向けてマシンの製作が始まります。ビデオ審査を通ると、大会に向けて、マシンの調整、操縦の練習などを繰り返していくことになります。

機械加工などを行うガレージ

─どのくらいのチームが応募しているんですか?

今回は書類審査には100弱の大学が応募しています。それがビデオ審査までに24に絞られ、大会に出場できるのは18大学です。結構な競争率ですよね。

─完全に学生だけでマシンの製作をしているんですか?

顧問の教授の方に意見を伺うこともありますが、基本的に学生だけでマシンの作成をしています。他の大学だと、1年生のころから授業で機械の技術を学んでいるので、不利な部分もありますね。

─新入生の指導はどうしているんですか?

新入生だけのロボット大会を他の大学と連携してやっているのですが、それに参加してロボットの技術を学習してもらいます。その際のロボットの製作に関しては、基本的に新入生の自主性に任せていて、上級生が特に指導することはありません。あまり干渉されないでやった方が楽しいと思うので。

部長の片岡さん

─片岡さんがRoboTechに興味を持ったきっかけは何ですか?

もともとRoboTechに知り合いがいて、入学時に誘われたのがきっかけです。当時、ロボコンのことはあまり知りませんでしたが、ロボット自体には興味がありました。

─RoboTechをやっていてよかったと思うことは?

自分はプログラミングを担当しているのですが、実際に自分が作ったプログラムでロボットが予想した通りに動くとすごくうれしいですね。実際に物を動かす経験って、なかなかできないと思います。

─前年の第13回大会は優勝ということですが、昨年の勝因は何だったのでしょうか?

作戦通りマシンが動いたというのが大きいと思います。2年前、3年前は2回戦敗退でしたが、そのときは練習不足で目的通りの動きをさせることができませんでした。昨年のメンバーはマシンが動かない苦しみを知っていたので、操縦の練習などを徹底的に行いました。それが勝因でしょうか。優勝したときには、うれしかったですが、マシンがしっかり動いてほっとしたという気持ちが大きかったですね。

マシンの最終調整中

─優勝すると、国際大会に日本代表として出場できるんですよね。

そうですね。昨年は優勝チームとして、韓国で行われたABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(=ABUロボコン)に出場しました。ABUロボコンでは日本と違う部分が多かったり、たまたま優勝校と早い段階で当たってしまったのもあり、リーグ戦で敗退してしまいました。今年も国内大会で優勝して、さらに去年より上までいきたいという気持ちで取り組んでいます。

─今回大会の見所はどこでしょうか?

我々の作戦がうまくいくかどうか、特に力を入れているセンタートーチ周りの攻防を見てください。

─最後に、テレビで観戦するであろう皆さんに、一言お願いします。

東京大学の代表として、頑張ってきます。応援お願いします!

─2年連続の優勝、期待しています!


東京大学RoboTechホームページ: http://www.mech.t.u-tokyo.ac.jp/~robotech/
NHKロボットコンテスト公式ホームページ: http://www.official-robocon.com/


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