UT-IRIS

留学やシンポジウムなど、近年大学における国際交流の機会は徐々に増えつつあります。UT-IRISはそんな国際交流プログラムの情報を整理して学生に発信しているwebサイトです。今回はUT-IRISの運営を行っている湯淺令子さん・大谷翔さん・水野雄介さんにお話を伺いました。


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―まず、UT-IRISの紹介をお願いします。

UT-IRIS

UT-IRISは2007年の7月30日に3人の学生によって設立されました。当時から東大の中には国際交流の情報がたくさんあったのですが、それを知らない人が多く情報を十分に活かしきれていないという現状がありました。

そういう状況を踏まえて、東大に関係する国際交流の情報や、国際交流団体に関する情報を一カ所に整理して学生に伝えたい、さらに東大の学生に海外、国際交流に対する意識をもっと高めてもらうとともに、より多くの人に海外に出るという体験をしてほしいという理念からUT-IRISはスタートしました。

こうした理念の下、現在は大学本部の「国際連携本部」という部署の公認をいただいて、そちらのwebサイトなどからリンクを張っていただいたり、大学が主催する国際交流プログラムの企画運営に携わったり情報を提供していただくなど様々な面からの支援を受けて活動しています。

―それでは、具体的な活動内容についてお伺いします。

webサイトについて

UT-IRISのメインの活動はwebサイト「UT-IRIS」の運営です。このサイトには現在「留学情報」、「国際系団体紹介」、「国際交流体験談」、「国際ニュース」、それに「講演会・シンポジウム」という5つの大きなコンテンツがあり、それぞれを通じて国際情勢や海外に対する関心を持ってもらえるような内容作りを心がけています。

まず、「留学情報」ですが、これは東大生が参加できる留学プログラム、たとえばAIKOM(編注:「教養学部短期交換留学制度」の通称。教養学部後期課程の一部の学生を対象とした留学プログラム)のような比較的長期にわたるものから、夏休みに3週間程度でいけるようなものまで、様々な情報を期間毎に分けて載せています。

また、「国際系団体紹介」というのは、相互リンクなどの形で提携している様々な国際交流団体の情報をデータベース化して掲載しています。そして「国際交流体験談」では、スタッフがそういった団体が主催する様々な国際交流プログラムに自ら参加した体験談を載せたり、私たちのプログラムに参加してくれた学生から体験談を募集してそれを載せたりしています。

UT-IRISが一般の国際交流団体のサイトと大きく違う点は、やはり情報発信を目的としているので、様々な団体の情報をまとめてデータベース化しているというところだと思っています。たとえば地域ごとに国際交流を行っている団体を探せたりといったように、学生が様々な国際交流の団体から自分のニーズにあったものを選べるような形にしています。提携団体は年々増加していて、現在(2009年9月)は16団体になっています。

「国際ニュース」ではBBCやワシントンポストなどを情報源として、担当のスタッフが選んだ日本では知られていないけど世界では有名なニュースやおもしろい出来事を掲載しています。

「講演会・シンポジウム」というのは国際交流に関心を持っている方を対象として、東大または関東地方を中心に開かれる国際関係のシンポジウムを紹介しています。

UT-IRIS

また、サイトとはやや違った話になるのですが、最近力を入れているコンテンツとして「メールマガジンの発行」があります。内容はサイトに掲載している留学情報や国際ニュース、あるいは様々な国際プログラムの参加者募集の情報などで、毎週1回のペースで発行しています。今後登録者の数を増やしていき、もっと多くの人が定期的に国際交流に関する情報に接することで、より積極的に活動に参加してくれたら嬉しいですね。

サイト運営以外の活動

サイト運営以外の活動としては、各国の国際系学生団体のリーダーが東京に集まる東京国際学生会議というイベントを2007年の12月に行いました。その時は東大創立130周年記念企画ということで大学から予算を頂き、全世界から学生を招いて1週間の合宿形式でリーダーシップについて論議するという企画を行いました。この他にも大学で行われる様々な国際的イベントの企画や運営を中心となって行っています。


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掲載日: 2009年12月5日 更新日: 2009年12月5日
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