駒場祭委員会委員長インタビュー

銀杏並木がほんのり黄色に染まり、ふと気がつけば駒場祭まであと僅か。駒場キャンパス内のそこかしこで、駒場祭の準備をしている光景が目に映ります。来場者10万人、企画数400以上を誇る駒場祭は、全国でも有数の学園祭。そんな駒場祭をかげにひなたに支えているのが駒場祭委員会です。駒場祭を目前に控え、彼らの活動も今がまさに正念場。今回は、今年の駒場祭委員会の委員長、角田貴宏さん(文科一類、2年)にお話を伺いました。


駒場祭委員会委員長の角田さん

―お忙しい中ありがとうございます。駒場祭まであと2週間を切りましたが、今はどんなことをやっているんですか?

ひたすら当日に向けての準備をしています。企画に発行する許可証を作ったりとか、当日用のマニュアルを作ったりとか。

―駒場祭までそうやって準備をしていく中で大変なところ・楽しいところを教えてください。

大変なところは、とにかく遅くまで作業がかかってしまうというところですね。授業があることを考えると昼間は作業ができないので、どうしても作業が夜遅くまでかかってしまいます。それで、毎日毎日終電で帰ることになってしまうので、みんな寝不足で大変です。
楽しいところは、そうですね、本番も近づいてきて、みんなが必死で仕事をやっているんですが、祭が近づいてきてみんなんの士気もあがってきて、ほんとにもうみんながわいわいやりながらがんばっているのは楽しいですね。

─ところで、駒場祭委員会っていつ頃から活動をしているんですか?

正式に結成されるのは5月の終わりくらいで、それから駒場祭委員会としての活動がはじまります。実際は、それよりもずっと前から2年生は準備をしていますね。

─そんなに早い時期から活動しているんですね。そんなに長い間、駒場祭委員会はどんなことをやっているんですか?

駒場祭委員会の存在意義が駒場祭の運営および企画とその実行なわけですから、それに向けての準備をひたすら、という感じですね。例えば、パンフレットの作成というものは夏休みの前からはじめていたりですとか、他にも広報系の仕事だとか企業協賛をとるだとか、あとは、本部企画でどんなことをやるかといったことは発足の段階から、まだ形にならないもののアイデアを出したりしています。
仕事だけではなくて、委員同士の一体感を強めるためにもいろいろ一緒に出かけたりとか、飲みに行ったりだとかしています。まあ、普通のサークルみたいな感じですね。本当にいろいろな人がいて、楽しいですよ。

駒場祭のロゴマーク

─なるほど。なんだかとってもやりがいがあって、楽しそうですね。ちなみに、委員長の角田さんはどんなことをしているんですか?

主な仕事というのは、委員会の代表者として、委員全員をまとめるまとめ役ですね。具体例としては、委員会全体で会議をやるときの議長をしたりだとかしています。あとは駒場祭の顔として、こういった取材を受けたりといったこともやりますね。最近は手の足りないところを手伝って、いろいろな仕事をしています。他には、去年僕はパンフレットを作っていたんですが、その辺りを生かして、ロゴマークを作ったりもしました。それからですね、今年の委員長は、中夜祭で手筒花火を自らあげるために、豊橋市まではるばる修行に行ってきました。
あとはまあ、当日の天候のために人徳をためているところです。

─委員長さんも大変そうですね。角田さんにとって駒場祭って何でしょう?

駒場祭は大学生活そのものですね。いい意味でも悪い意味でも(笑)

─今年のテーマは「一祭合彩」ということですが、どんな思いがこめられているんでしょうか?

思いというか、駒場祭の様子を端的に表した言葉なんですね。読んで字の如く、一つの祭の中でいろいろな彩りが見られるという、祭というものの本質を表していると自負しています。

手筒花火と角田さん

─最後に、今年の駒場祭の見所・去年までとはココが違うというところを教えてください!

今、すごいいいこと聞きましたよ(笑)まず第一日目が、去年と違って7時まで伸ばして「中夜祭」という企画をやるんですね。ここが1つ大きな違いです。オープニングやフィナーレは去年もあったんですが、中夜祭は今年が初めてですね。他の大学ではやっているところもあるんですが。中夜祭のコンセプトとしては、主に学内での盛り上がりを作りたい、ということがあげられます。具体的には、まず、新歓前ステージの方で始まるんですが、そこでは、東京大学男子学生による「女装コンテスト」と、卒業生からのビデオレターを上映するという形ですね。それが終わったら、愛知県三河地方の伝統芸能である、手筒花火を披露します。手筒花火の方は、なんと僕自らが花火をうちあげるんですよ。
去年と変わった点としては、ここ数年やっている「駒場グランプリ」という駒場祭の企画の中から優秀な企画を来場者のみなさんに審査していただいて、僕らで表彰しようという企画があるんですが、こちらの投票方法が変わりました。正門の外に投票所というブースを設けて、投票用紙と引き換えに福引をしていただくという形式になったんですね。というわけなので、みなさんぜひ投票してください。
それから、今年は駒場祭のオリジナルストラップを販売します。今年の駒場祭だけの限定品なので、ぜひぜひ買ってください!
他にも、今年は例年にも増して、クオリティが高く意識の高い企画が多いですね。まあ、東大生というと勉強しかしていないんじゃないかというイメージをもたれているかもしれませんが、駒場祭に来てみればいろいろな面で活躍する東大生の姿を見ることで、東大生のイメージというものをいい意味で覆すことができるのではないでしょうか?

─お忙しい中、どうもありがとうございました!


駒場祭まであとわずか。彼らが正に0から作り上げた駒場祭は、どんな“彩”を見せてくれるのか。


第56回駒場祭の公式ホームページはhttp://www.a103.net/komabasai/