駒祭ロボコン

テレビではよく「ロボコン」の様子が放映されていますが、東大も毎年参加しています。今回の駒場祭では、その「ロボコン」が駒場に現れるようです。RoboTechで駒場祭を担当している島津真人さんにお話を伺いました。


――企画の紹介をお願いします。

先日、首都圏の大学1年生が集まって大会を開いたのですが、今回の駒場祭はその大会を再現した展示を行います。大会ではコントローラーで動かせるロボットと自動で動くロボットを製作しましたが、コントローラーで動かせるロボットを用意してお客さんに自由に操作していただこうと考えています。また、大会当日の試合を再現してRoboTechのメンバーで本気での試合を予定しています。

RoboTech

――試合とはどのようなことをするのですか。

4m×5m程度の、白線でマス目を描かれたフィールドに、ペットボトル・箱・缶が置いてあります。それらを分別して所定の場所まで運ぶという競技です。ただ箱を運ぼうということではなく、分別しようという目的を持たせてエコに絡めてみようということで、従来のルールとはちょっと違います。

――苦労した点を教えてください。

ロボットを作るのがとても大変でした。7月中旬、試験期間と被っている時期に作り始めて8月にはある程度できたのですが、それでもこれはちょっと間に合わないんじゃないかという危惧から9月には泊まり込みで製作にあたっていました。僕は火曜日の終電で本郷に行って、気付いたら次の日の終電の時間が過ぎていたりして(笑)。結局6連泊してしまい、バイトのために一旦は帰りましたがその後また6連泊。結局2週間ほど泊まり込みの作業でした。
 動いているところを見ている限り簡単そうだと思いがちですが、実際にプログラムを書いてみると、ほとんど初めての大会であったこともあって、とても大変でした。

――大会での結果はいかがでしたか。

30チーム弱の大会でしたが、1チームは準優勝になりました。1年生の大会ですので、プログラムで自動で動くロボットよりも手動で動かすロボットの方が主流だったのですが、東大では自動で動くロボットの製作を頑張りました。それが原因で負けた、という考え方もできるのですが(笑)。手動で動くロボットは動ける範囲が制限されているため、その点で自動ロボットが手動ロボットと差をつけられたら、と思ったのですが、優勝したロボットは手動でありながら範囲の制限を克服していました。

――駒場祭当日について教えてください。

まずは来ていただいた方に操作していただく予定です。東大のロボコンは基本的にPlayStation(Sonyの家庭用ゲーム機)のコントローラーを使用しているため操作しやすいと思います。
 また大会のデモンストレーションとして、東大内の5チームで、1日で総当たり戦を全て行なうくらいの頻度で試合を行う予定です。つまり3日で3セットですね。
 RoboTechとしてはNHK大学ロボコンというロボコンがメインなのですが、それはもうすでに大会が終わってロボットは解体してしまっているため、テレビの録画を上映する予定です。

RoboTech

――駒場祭に対しての意気込みを教えてください。

大会当日に間に合わなかったロボットなども完成させて、当日ちゃんと動くようにすることが目標です。是非ちゃんと動くロボットを見ていただきたいです。そしてものづくりやロボコンに対して興味を持っていただけたら嬉しいな、と思います。1年生にとっては最初の1年でのロボット製作を通じて技術を向上させ、次年度のNHK大学ロボコンで国内大会の優勝、そして世界大会の優勝を目指したいと考えていますので、そういうところまで応援していただけるように頑張りたいです。

――読者にメッセージをお願いします。

RoboTechは世界大会で優勝できるように頑張ります。ですからまずは見にきてものづくりの楽しさを知ってほしいです。当日は是非いらしてください。

時間:全日
場所:8号館8-210教室