当日の様子

2015年11月22日から24日に行なわれている第66回駒場祭当日の様子をご紹介します。



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オープニング
委員会企画 @正門前広場

よく晴れ渡った空の下で駒場祭1日目は始まりました。その始まりを飾るのが開門前のオープニングイベントです。肌寒いにもかかわらず多くの来場者の方が開門を待って並んでいて、開門の直前には列が線路脇のフェンスのそばまで伸びていました。今年のオープニングイベントのテーマは「All Roads Lead to Komaba」だそうで、駒場の魅力、面白さに気づいてほしいという意図があるそうです。

さて、オープニングは8時35分ごろから始まり、まず「東大生の思考回路クイズ」が行われました。このクイズは東大生へのアンケートの結果を基に「東大生100人のうち何人が勉強を楽しいと思っているか」や「何人が大学入試の際に塾に通っていたか」などを問うもので、駒場祭委員長の秋月さんと立候補した3名の来場者の方が競う形式となっていました。なお、勝負は秋月さんの勝利に終わりました。その後は東京大学アカペラサークルLaVoceによるパフォーマンスが行われ、会場は盛り上がっていました。

そしていよいよ開門の時間になり、来場者の方も巻き込んでのカウントダウンの後クラッカーが鳴らされ、華々しい幕開けとなりました。開門の後も正門広場にて東京大学ブラスアカデミー・お笑いサークル笑論法・まるきゅうprojectによるパフォーマンスが行われ、来場者の方も皆さん楽しんでいるようでした。


担当: 渡邊大祐 *

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フィナーレ
委員会企画 @いちょうステージ

3日目の15時からは委員会企画「フィナーレ」がありました。

はじめにサークル合同パフォーマンスがありました。東大アカペラバンドサークルLaVoceによるアカペラ、奇術愛好会によるマジック、KpopコピーダンスサークルStepによるダンスの披露がありました。それぞれのパフォーマンスが終わると多くの観客から拍手が起こりました。

続いて駒場グランプリの発表があり、各賞の1位~3位が発表されました。各賞1位は、ごはん部門は東大エルピラータの「エルピのお好み焼き」、ドリンク・スイーツ部門はまるきゅうProjectの「東大喫茶殿」、学術文化展示・販売部門は東京大学地文研究会天文部の「プラネタリウム~夜空を彩る光たち~」、音楽・演奏部門は東大エレクトーンクラブの「エレクトーンコンサート2015」、パフォーマンス・演劇部門はまるきゅうProjectの「東大踊々夢」でした。天文部、東大エレクトーンクラブ、まるきゅうProjectは昨年に引き続いての駒場グランプリ1位となりました。

その次は東大生4人によるトークイベントがありました。トークに参加したのは、東大美女図鑑所属の2人と、駒場グランプリを受賞したまるきゅうProject、地文研究会天文部の各代表者の方です。トークは司会の方の質問に答える形で行われ、「入学後も点数競争に追われる東大生は日々何を目指して生きていけばよいか(註:進学選択は前期課程での成績に基づいて行われる。)」という質問には「勉学の面白さを感じていくこと」、「どんなデートに憧れるか」という質問には「温泉に行って美味しいものを食べたい」などと答えていました。

最後に駒場祭の締めくくりとして、スライドショーの上映と、第66期駒場祭委員会委員長の秋月優里さんから終わりの挨拶がありました。秋月さんは、「多くの方に支えられて駒場祭を開催できた。旅のようにわくわく、新しい発見ができるお祭りにしたいと思っていたが、来場者の方々に楽しんでいただけたようで良かった。」と述べ、駒場祭が無事に終わったことに対してほっとした表情を浮かべていました。
フィナーレが終わると再び観客から大きな拍手が起こり、第66回駒場祭は幕を下ろしました。


担当: 望月洋樹 *

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気象を見てみよう
東京大学地文研究会気象部 @1214教室

気象部は竜巻発生装置の実演と、気象に関するポスターの展示を行いました。竜巻発生装置はドライアイスの昇華による水蒸気を上で吸引して上昇気流を生じさせるという仕組みで、水蒸気の棒がねじれながら回転して小さな竜巻となっていました。ポスターでは気象情報、エルニーニョ現象、ハリケーンが取り上げられていて、それぞれのトピックに興味を持てるような工夫がされていると感じました。部員も質問に丁寧に答えてくださり、気象の面白さを実感できる企画となっていました。


担当: 伊藤重賢 *

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DON’T CHECK YOUR CHECK-よみがえるチェック柄―展
東大現代アート同好会 @515教室

チェック柄のシャツは東大らしいと呼ばれることが多いのではないでしょうか。現代アート同好会は、このようなチェック柄が禁止され、忘れられた後に解禁されたという設定で展覧会を開きました。チェックそのものを題材にしたファッション作品だけでなく、チェックの禁止やそれに対する抵抗をモチーフとした風刺的な作品も多くありました。ファッション作品からは発想の斬新さ、風刺作品からは世相の反映やその表現形態の多様さを感じることができました。普段あまり評価していないものでさえ、もし存在しなかったらどこか物足りなさを感じる、ということに筆者は自然と思いを巡らせました。ただ、どのような解釈をするかは自由と明記されていました。現代アートの奥深さに触れることのできる展覧会となっていました。


担当: 伊藤重賢 *

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駒場で学べる化学
東京大学総合文化研究科有志 @531教室

駒場の化学系の研究室がポスター展示を行いました。具体的には、有機半導体、光化学、排ガス吸着などが取り上げられていました。今回の取材では、有機半導体に関して増田茂研究室の院生の方が説明してくださいました。有機半導体は金属の半導体と違い柔軟なので、携帯型機器のディスプレイなどへの応用が考えられています。駒場祭のポスターでは特に硫黄原子の含まれる安定した半導体の電気伝導性能を調べたそうです。精密な実験の積み重ねで化学の性質を解明できることを説明から実感できました。他のポスターでも教養学部で授業を担当されている教授の研究が紹介されていて、最先端の化学と駒場との関係がわかる企画となっていました。


担当: 伊藤重賢 *

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アマチュア無線クラブ
アマチュア無線クラブ @517教室

無線機器の展示やクラブの活動の紹介が行われていました。実際に展示されていた機器は、簡単な無線の送信機と受信機、数種類のアンテナ、無線に用いる周辺機器などです。アマチュア無線クラブは普段の活動では主に無線コンテストの準備などをしているそうで、そのようなコンテストで得た賞状なども飾られていました。そのほか、無線で通信した相手と交換したカードや無線の免許に関する説明文も展示されていました。駒場祭で展示発表を行うのは今年が初めてだったそうですが、スタッフの方も丁寧に説明してくださり、無線についての知識がほとんどない身でも興味を惹き付けられました。来場者の方々も興味深そうに展示を見ては、スタッフの方に積極的に質問していました。


担当: 渡邊大祐 *

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大ペンシル展覧会
ペンシルパズル同好会 @724教室

7号館2階の724教室では、東京大学ペンシルパズル同好会による体験型展示「大パズル展覧会」が行われました。ここでは会員が作成したパズル冊子の無料配布や、触って遊べるパズルの展示がありました。壁には巨大なナンプレが貼り出され、来場者の方が自由に解けるようになっていました。また、間違い探しでは優秀者の名前が掲示されていました。教室は多くの来場者で賑わい、パズルを解くのに没頭している様子でした。


担当: 望月洋樹 *

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第2回ナブラ演算子ゲーム東大大会
ナブラ演算子ゲーム制作委員会 @112教室

カードゲーム「ナブラ演算子ゲーム」の体験・販売が行われていました。
「ナブラ演算子ゲーム」、それは大学で学ぶ数学を題材にした東大発のカードゲームです。関数または演算子が書かれたカードを出し合い、お互いの関数に演算子を適用するなどして相手の場の関数を「消す」ことがこのゲームの目的です。なかでも、関数を「消す」最も基本的な手段は微分演算により次数を0にすることです。例えば、相手の場に「1」(定数関数)「x」「sinx」という3つの関数が出されているとしましょう。ここで自分が「ナブラ」カードを使うと、相手の関数をそれぞれ一回ずつ微分できます。微分して「0」になった関数「1」は「消えた」とみなされ、相手の場に「1」「cosx」が残ります。この他にも数学にちなんだいくつかのルールが用意されていました。
一般の人には小難しくみえるであろうこのゲーム、数学が大好き(?)な東大生たちに大人気だったようで、販売されていたカード一式は連日売り切れていました。


担当: 小田澄 *

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赤ちゃん音楽隊
東京大学総合文化研究科開一夫研究室 @K303教室

21KOMCEE West 3階のK303教室では、大学院総合文化研究科の開一夫研究室による研究発表が行われていました。中でも来場者の目を引いたのは「デジタルおしゃぶり」。これは、開研究室で開発されたデータ送信機能付きおしゃぶりで、まだ手をうまく動かせない小さな赤ちゃんのおしゃぶりをしゃぶる動作(吸啜(きゅうてつ)というそうです)の強さや頻度を読み取ってコンピューターに送信し、赤ちゃんの動作の解析や、赤ちゃんの未知なる能力の探求を行おうというものです。この取り組みを来場者にも知ってもらうべく、研究員の方々は「赤ちゃん音楽隊」という企画を催し、デジタルおしゃぶりをカスタネットのような音が鳴るパーカッションとして自ら口にくわえ、ギターやチェロなどの楽器隊の演奏と美しい歌声に合わせて音楽を演奏していました


担当: 杉田裕和 *

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