教育再興フォーラム2007~僕たちの教育再生会議~

最近、安倍内閣によって設置された「教育再生会議」が脚光を浴びている。そんな中、日本教育再興連盟は五月祭で自分たちの教育再生会議を開くことにした。教育改革を志す大学生と、現場で働いている大人の会議が始まる。

学生事務局の松本さんに話を聞いてみた。


―五月祭でどのような企画を行うのですか。

教育再興フォーラム2007

五月祭の企画は3部にわかれています。まず1部ではゲストである教育再生会議委員・品川裕香氏に会議の現状について質問しつつ、教育再生会議とは何かを分かりやすく説明していきます。2部では、学生が教育現場に入り、教師のサポーターとなることについての是非を学生が討論します。私たちの団体は、「教育のベストプラクティスの創造、発掘、発信」の理念のもと、よい教育を行うために上記の活動を行っていますが、それについての討論です。3部では、民間人校長・藤原和博氏、教育再生会議委員・陰山英男氏らが議論を展開します。学生がいくら議論を行っても、実際の現場がわからないし、経験不足であるため、大人から見れば説得力に欠けるからです。ですから、来場者たちに具体的なイメージをもたせるために、ゲストに自らの実践例を話していただきます。


―何故このような企画を行おうと思ったのですか。

自分たちの意見を伝えるチャンスだと思ったからです。五月祭という大規模な場で、自分たちのメッセージを発信したい。そして、教育に関心を持つ人を少しでも多く増やしたい。また、教育再生会議はタイムリーな話題なので、議論が盛り上がっているときにこそ、このような企画を行うべきだと思いました。


―企画を通して来場者に伝えたいメッセージとは?

「自分も教育再生に参加したい!」と感じてもらうことです。教育の話はだれでもできるし、自分流の理論も考えられる。飲み屋談義ができる話題ですし、「国民皆評論家」とも言えます。「ここが問題だ」といっても、実際に取り組んでいる人はどれぐらいいるのでしょうか?「参加したい!」と思い、実際の行動に移していただけるとうれしいです。


―企画をやるにあたって、大変だったことは。

五月祭の企画は、30人ぐらいが担当しているので、人数は足りていると思います。ただ、どういう風にメッセージを発信すれば、自分たちの伝えたいことが伝わるかを考えるのと、そしてそのための材料を集めるのが大変でした。


教育が私たちにとってどれだけ重要なものか改めて感じることができたインタビューだった。教育再生会議では大人たちが全てを行っているが、果たして国のトップの人たちだけで今後の日本の教育方針を決めてよいのだろうか。松本さんのような積極的な学生、そして学校に関わる親や教師からの意見を考慮した上で、今後の教育改革を行ったほうがよいと考えるようになった。私たちにとって身近な教育。身近だからこそ、私たちがもっと関わっていくべきなのかもしれない。その第一歩は、このフォーラムに参加することから始まるのではないだろうか。


場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館25番教室
  日時:5月26日(土)15:00-17:00(14:30開場)
  公式サイト:http://www.kyouikusaikou.net/