第89回五月祭

5月14日(土)、15日(日)の2日間で、合計145,000人の方が来場しました。

屋外では、サークルや前期課程のクラスが出店する模擬店が多数ありました。ステージではダンスなどのパフォーマンスが行われました。また屋内では、学生団体や各学科が展示や講演会を行ったり、カフェが出店されたりしました。

屋外・屋内ともキャンパス中が非常に多くの来場者で賑わい、活気に溢れていました。


サータアンダギー

工学部広場の付近に、「沖縄」と大きく書かれた法被を着た人たちがいました。見ると、沖縄の揚げ菓子サータアンダギーの出店ではありませんか。

筆者も試しに1つ注文してみました。揚げたてなのでアツアツで、なおかつ砂糖の甘みが効いています。それまでに足を運んだ出店では塩味の強いものばかり食べていたので、口直しに最適でした。

この店を出したのは、文科一・二類9組(スペイン語クラス)です。五月祭の出店では、牛串などの定番商品のほかに、クラスの第二外国語にちなんだ食べ物を売ることが多く、日本の郷土料理を出す店はあまりありません。なぜサータアンダギーを売ることになったのかクラスの方に伺ったところ、「クラスの中にたまたま沖縄出身の人がいたから」とのことでした。

担当: 野上宏樹 *

醤油のかかったアイス

正赤通りで一風変わったアイスクリームを発見しました。

といっても、アイスそのものは普通のバニラアイス。どこが変わっているかというと……なんと、醤油がかかっていました!

醤油とアイスを同時に味わうことは想像しづらいかもしれません。しかし、アイスを口に入れると醤油の香りという和のテイストがアイスの甘さとよく馴染んでいました。

このアイスを販売していたのは石川県出身の方々。アイスにかかっていたのは、石川県のメーカーが製造している「アイスにかけるための」醤油でした。県の特産品が意外な形でアピールされていて、筆者も感服してしまいました。

担当: 小田澄 *

利き酒

農学部2号館では、農学部生命化学・工学専修4年生主催の利き酒が開催されました。利き酒は今年で80回目を迎える五月祭の名物企画で、長い行列を作っていました。

21歳の筆者も実際に体験してみることにしました。利き酒に先立ち、日本酒の製法や評価の指標などの説明が行われました。瓶のラベルに表示されている日本酒度や酸度などの説明もあり、これからの人生で日本酒を選ぶような機会もあることを考えるとよい勉強になりました。

今回の利き酒は4種の酒についての評価をアンケートに記入するというものです。筆者は普段から居酒屋で飲む際はよく日本酒を注文しますが、4種ともお店で飲む安い酒と比べると格段に美味しく、無料で参加できることのありがたさを実感しました。まだ日本酒に慣れた身ではないので、甘く飲みやすい酒に高い評価を付けましたが、近くにいた年配の方々は全く逆の評価をされていたので驚きました。

五月祭では、アルコールパスポートさえあれば多数の企画でお酒を楽しむことができます。アルコールパスポートは、案内所で年齢確認ができる身分証を見せると発行してもらえます。成人したあなたも、学園祭ならではの酒の席を味わってみませんか。

担当: 野上宏樹 *

うなぎ丼

農学部3号館では、国産のうなぎを使用したうなぎ丼が販売されていました。

弁当箱にご飯が敷き詰められ、その上に鰻の蒲焼きが載っています。まず鰻に箸を入れると、その柔らかさに驚かされます。口に入れた瞬間に表面の香ばしさと身の口どけが融和する、そんな印象の鰻でした。ごちそうさまでした。

水のある環境に生息する生き物を研究している農学部水圏生物科学専修による販売で、食事スペースにはうなぎや他の生き物、その研究に関する紹介がパネルなどで展示されていました。環境を扱っている専修なだけあって、食べた後のゴミの分別も徹底されていました。その隣では「東大水族館」と題して水槽を利用した魚などの展示が行われていたようです。……筆者は実際にうなぎ丼を購入するため長蛇の列に加わったのですが、並び始めてから購入できるまでにかかった時間は1時間を優に超えていました。直後に予定が入っていた筆者は泣く泣く「東大水族館」の見学を諦めることに。それだけ盛況なうなぎ丼販売でした。

担当: 小田澄 *

法文2号館では「東大ガイダンス2016@五月祭」が開催されました。

東大ガイダンスは、中学生・高校生に「ナマの東大・東大生」を知ってもらおうという交流イベントです。毎年五月祭のほか、駒場祭やオープンキャンパスでも開催しています。

今回は来場者1~5人と東大生1人がグループになって、個別相談が行われました。

訪れた中学生・高校生は、「英単語はどのように覚えたらよいか」といった受験勉強に関する相談や、「東大にはどんな授業があるのか」といった大学生活に関する質問などをしていました。

また、来場者には、各学部の紹介や相談員のプロフィールを掲載した冊子「GUIDANCE JOURNAL」が配られました。

担当: 望月洋樹 *

法文1号館の1階では、東大襖クラブによる襖張り替えの実演が行われました。

東大襖クラブには60年以上の伝統があるそうですが、この実演もかなり長い間続けられているそうで、使用された襖もかなり年月を感じさせるものでした

実演は1人が実際に襖を張り替え、もう1人が説明を加えていく、という形式で進められました。説明では、一見分からないような作業上の工夫から襖クラブの活動まで様々なことが語られ、来場者の方々も大いに楽しんでいる様子でした。

特に、公演の終盤にデザイン襖が紹介された際には「それはいいわね!」と声を上げた方もいらっしゃり、こうした声が襖クラブの方々にとってはかなりの励みになるとのことです。

会場には来場者の方々が次から次へと入ってきていて、立ち見の人も出るほどの盛況となっていました。

担当: 渡邊大祐 *

毎年五月祭の運営に携わり、その成功の立役者となっているのが五月祭常任委員会です。今回はその委員長を務める北村昂大さん(法学部・4年)に、五月祭を終えた今の気持ちや、委員長を務めることに決めた理由などについてお話を伺ってきました。

委員長インタビューはこちらから

担当: 望月洋樹 *