第90期五月祭常任委員会インタビュー

2017年の五月祭は記念すべき第90回目。そんな五月祭を盛り上げるために日々頑張っているのが五月祭常任委員会の皆さんです。今回は直前企画として、委員長の篠田恵美さんに今年の見どころを伺いました。さらに広報局の印刷物担当の木村颯希さんを交え、五月祭を楽しむ重要なツールであるパンフレットを中心に、普段はなかなか聞けない五月祭の裏事情も聞いてみました!


委員長が語る90回目の進化

委員長の篠田恵美さん

―今年の五月祭の見どころは。

篠田 今年は、総合図書館と三四郎池の間の通りを「五月祭アソートアベニュー」と命名しました。ここにはグッズショップや、受験生が合格祈願できる「めいちゃん神社」、今年のテーマにちなんだ企画である『「とっておき」交換会』などがあります。さらに今年は90回目の節目として「第90回記念展示」も設け、五月祭の歴史を感じていただけるようにします。楽しいコンテンツを委員会からたくさん提供する場になっているので、ぜひ足を運んでいただければと思います。

―篠田さんの個人的なおすすめポイントは。

篠田 私は「めいちゃん」(五月祭公式マスコット)がすごく好きなんですよ(笑)。めいちゃんは今年の3月に少しイメチェンして、可愛くなりました。五月祭当日ではめいちゃんに直接会えるほか、キャンパスの中に数か所めいちゃんのオブジェを設け、めいちゃんと写真撮影ができるようにしています。そこでめいちゃんを好きになって、より五月祭を楽しんでいただきたいと思います。

今年はグッズにも力を入れており、バリエーションを増やすなど、より広いニーズに応えられるように考えました。グッズは例年午前中には売り切れていたので、全体の量を増やしています。ガチャガチャも含め、楽しんでいただけると思います。

―システム面での新しい取り組みは。

木村 今年は経路検索ウェブサイトを、工学部応用物理系の企画「工学博覧会」の協力により制作しました。

篠田 「工学博覧会」側から、研究の一環として提案を受けました。委員会からも情報を提供し、共同で開発しました。実は数年前から配信している「五月祭アプリ」も研究室から提案を受け、制作していただいたんです。

―まるでオープンイノベーションのようですね。

カラーページが増えたパンフレット

広報局印刷物担当の木村颯希さん

―パンフレットで工夫しているポイントは。

木村 パンフレットはやはり冊子なので、全体に統一感が必要です。そのために様々なルールを決めていて、例えば余白や文字の大きさは全ページで揃えています。実物を手に取ってもらえると気づくと思いますが、今回は表紙の手触りが例年よりも良くなっています。

―例年よりも紙面が鮮やかになっていますね。

木村 企画のページは例年は白黒ですが、今年はエリアに応じて色を付けて、分かりやすくしています。初めて東大に来る方も、そうでない方も楽しめるようになっています。例えば普段は工学部のエリアを歩いても「工学部感」は味わえませんが、五月祭ではエリアごとに異なる雰囲気がありますよね。五月祭ならではの、エリアごとの個性をうまく表現したつもりです。

―カラーにするとコストがかかりますよね。

木村 そうですね。全体のページ数を減らしたり、紙を薄くしたりするなどの工夫をしました。昨年はカラーのページは計24ページでしたが、今年は計80ページにまで増えています。

―パンフレットを作る作業は大変ではないですか。

木村 楽しいからいいんです(笑)。完成前の最後の1週間はパンフレットの担当が委員会室に集まり、作業を一気に進めます。この1週間が私たちの仕事のクライマックスです。

―デザインの技術を身につけるのも大変ですよね。

木村 文章は広報局の文章が上手な人に書いてもらっていて、私たちはデザインが専門になります。技術は後輩にしっかり引き継がれるように教える機会を設けています。

篠田 最初にAdobe Illustrator(描画ソフト)の講習会も行っています。

―どのように分担して作っているのですか。

木村 今回は11人でページごとに分担して作りましたが、デザインの大枠やページ割りは担当全員でアイデアを出し合って決めました。それぞれのエリアを紹介するページを挟むというのは2年生から出たアイデアです。このエリア紹介のページは各エリアの最初に挿入されて扉のようになっており、冊子らしくなっています。

―地図で建物が立体的に表現されているのはすごいですね。

木村 そのイラストは代々引き継がれています。

篠田 良いものは引き継ぎ、足りていないものはその都度作っているので、年々パンフレットの完成度が上がってきています。

年々増える来場者数

―パンフレットは何部用意していますか。

木村 例年は35,000部ですが、今回は42,500部に増やしました。近年は学園祭ブームもあって五月祭の来場者数が増えており(2016年〔第89回〕の来場者数は145,000人)、パンフレットを受け取れない方も多かったんです。

―ところで、来場者数はどうやって推計しているんですか。

木村 各門の案内所で毎時15分程度カウントした通過人数を基に推計しています。

―パンフレットは在学生にはいつ配布しますか。

木村 5月15日(月)から17日(水)まで本郷と駒場で配布します。ぜひ手に取っていただければと思います。

―パンフレットのおすすめのページは。

木村 今年のテーマの「つつむ、ひらく」を紹介するページは例年にはないインパクトがあると思います。

篠田 90回の節目を象徴するような仕上がりになっていますね。

―読者の皆さんも実物が早く見たいのではないでしょうか。ありがとうございました。

掲載日: 2017年5月14日 更新日: 2017年5月14日
担当: , 坂井桂祐
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