当日の様子(スタッフ企画)

スタッフ企画の様子

2013年駒場研究公開の様子です。

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たまご落とし
生田研究室 @4号館(2階講堂)

UT-Lifeのスタッフ2人で生田研究所主催・たまご落としコンテストの午前の部に参加しました。受付で厚紙とはさみ、肝心のたまごを受け取って制作スペースに向かうと、親子連れを中心に多くの人が来場しており、用意された道具を手に厚紙とにらめっこしていました。
 たまご落としコンテストとはその名の通り、高いところ(今回は地上約20mの高さの窓)から落としてもたまごが割れないような装置を作るコンテストです。参加者は厚紙とたまごだけで「作品」を作り、実際に窓から落としてみて割れずに済むかどうか試します。厚紙のサイズだけ高校生以下はB4、それ以外はB5と異なりますが、使える物は基本的にはみんな一緒。大人も子どもも関係無い、真剣勝負です。
 参加したスタッフ2人も、ああでもないこうでもないと考えながら製作に取り組みました。作品の提出までに用意された時間は2時間45分、最初は長すぎると思っていましたが、いざやってみると時間はみるみるうちに過ぎていきます。周りでは子どもさんたちが親御さんに相談しながら、学生同士が討論しながら、思い思いの作品を作り上げていっていました。あえて詳細は書きませんが、発想は本当に様々。みなさん、実際に落としてみるのが楽しみだと言わんばかりの表情でそれぞれ作品を提出していました。スタッフ2人もなんとか時間内に仕上げ、あとは実験を待つばかりとなりました。

空き時間にお昼ごはんを食べて実験会場の中庭に行くと、地面にはブルーシートが敷かれ、周りを参加者の方々が囲んでいました。建物を見上げると、6階の窓からヘルメットをかぶった作業員の方が地上に合図をしています。生田教授が今回の企画のために尽力された研究室の学生や研究員の方々を労い、集まった人たちにお礼を述べられ、いよいよ実験開始。
 実験は、作業員の方がひとつひとつ作品の通し番号を発表し落としていくという手順です。ひとつ落とすたびに地上の係の方がたまごを見に行き、赤旗(失敗)または白旗(成功)を振って結果を知らせます。
 緊張の空気の中、最初の作品では残念ながらたまごは割れてしまいました。見守る参加者から「ああ~」という声が上がります。次も赤旗、次も赤旗……と失敗が続きましたが、まれに有力候補が現れ(どのような作品かはここでもあえて書きません)「おおっ」と期待が高まることもありました。そんな中、窓から掲げられた時点で「これはいけるんじゃないか」と思わせる作品が登場しました。期待の眼差しが注がれる中、作品は「順調に」落下し、果たして結果は――白旗! 拍手と歓声が湧き上がり、その場にいた全員が自分のことのように成功を喜びました。
 その後も健闘する作品も多々あったもののほとんど失敗に終わり、しかしながらいくつかの作品はたまごを守り抜くことに成功していました。午前の部・午後の部を通して、成功した作品は全体の1割程度だったそうです。
 全ての作品の落下実験が終わると、教授による表彰式が行なわれました。驚くことに、成功者の多くは小学生。子どもならではの柔軟な発想が功を奏したというところなのでしょうか。

スタッフ2人は残念ながらたまごを割ってしまいました。それでも、(取材であることを忘れて)わいわい話しながら作品を作ったり、実験の様子を見ながら他の参加者の方と感想や分析を言い合ったりできて、とても良い思い出ができました。物理の知識をさっぱり持っていなくても(と思ってしまう時点で筆者の頭は何かに縛られているような気もしますが)、色んな視点から考えを楽しく巡らせることのできる企画でした。


担当: 平山いずみ *

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