本郷地区キャンパス

東京大学の中心として、赤門や三四郎池など多くの名所を抱える本郷キャンパス。弥生キャンパス・浅野キャンパスも含めた本郷地区キャンパスには、計8つの「知のプロムナード」が設定されています。

博物の道

知のプロムナード
総合研究博物館

本郷地区の中でも最も南に位置するこのプロムナードは、2007年に作られた懐徳門を起点に、総合研究博物館や東洋文化研究所などの脇を通り、異文化に触れることができます。懐徳館の周辺は日本庭園のほか木々も多く、自然の豊かさでは三四郎池の周辺に負けず劣らずといったところです。

情報の道

知のプロムナード
法学政治学系総合教育棟

東大のシンボルとも言える赤門からスタートするこのプロムナードは、左手にコミュニケーションセンター、情報学環・福武ホール、法学政治学系総合教育棟(法科大学院)という近年建てられた新しい建物が並び、右手には史料編纂所、明治新聞雑誌文庫、総合図書館など、歴史ある施設が軒を連ねています。いずれも知識やコミュニケーションに関わりが深く、まさに「情報の道」と呼ぶにふさわしいプロムナードとなっています。

歴史と緑の道

知のプロムナード
三四郎池

三四郎池をぐるりと一周するように設定されたこのプロムナードは、都心とは思えないような緑の豊かさがまずその魅力です。また、池を取り囲むように様々な碑や像が建てられており、遠く加賀前田藩の上屋敷だった頃に思いを馳せてみるのもいいかもしれません。

時計台の道

知のプロムナード
安田講堂前から銀杏並木を望む

正門から安田講堂へ抜けるこのプロムナードは、東大のメインストリートと言っても過言ではないでしょう。安田講堂をはじめとして、工学部列品館や法学部三号館、法文一・二号館など、「内田ゴシック」と呼ばれる風格ある建物群を見ることができます。また、理学部一号館では、サイエンスのこれまでの歩みにも触れられるようになっています。

近代知の道

知のプロムナード
工学部一号館

知の集積ともいうべき総合図書館を起点とするこのプロムナードは、一直線に伸びた銀杏並木が印象的です。終点である工学部一号館前の広場では、ジャグリングやギターを楽しみながら時間を過ごす学生のほか、小さな子供たちが遊んでいる姿を見ることもあり、憩いの場所として機能していることがうかがえます。

医薬の道

知のプロムナード
医学部本館

龍岡門から医学部方向に抜けるこのプロムナードは、バスや自動車の通り道ともなっており、一見すると見所の少ない機能的な道のようにも思えます。しかし、道路から一歩入ったところには多くの偉人の像が静かにたたずんでいるのです。位置の問題から学生にとってはやや縁が遠いかもしれませんが、偉大な先人を一度訪ねてみるのもいいかもしれません。

農の道

知のプロムナード
農学部三号館前

農学部が使用している弥生キャンパスに設定されたこのプロムナードは、農学資料館など、農学の歴史を感じさせる建物が並んでいます。また、近年建築された弥生講堂は木造であり、これまでに得られた知識を新たな形へと転換していこうとしている様子をうかがい知ることができます。

遺跡と先端知の道

知のプロムナード
弥生式土器発掘ゆかりの地を示す碑

浅野キャンパスは、弥生式土器が発掘され、「弥生時代」という言葉の語源ともなった場所です。一方、キャンパスとしては、建築や電気、原子力などの学問の実験場として機能し、現在は武田先端知ビルを筆頭に、情報分野などの研究拠点として使われているという一面も持っています。このプロムナードは、見所こそ少ないですが、そうした過去から未来への時代の移り変わりを感じることができる場所だと言えるでしょう。

掲載日: 2009年11月11日 更新日: 2009年11月11日
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