クラス制度について

東大の1・2年生は全員が教養学部に所属していて、まだ細かい学部には分かれていません。入学試験や進学振り分けなどの手続きでは、文科一類~三類と理科一類~三類の6科類に分けられていますが、クラスでは文一と文二、理二と理三がまとめられ、文一二・文三・理一・理二三のそれぞれが、第二外国語の選択によってクラス分けされます。現在の一年生は、35人程度のクラスに分けられ、文一二が27クラス、文三が20クラス、理一が39クラス、理二三が23クラスあります。

クラス制度があると言っても、高校とは全く違い、ホームルームなどはありませんし、クラス全員が集まれるのは必修科目だけです。しかも、ほとんどの必修科目は複数クラス合同授業なので、クラスが単独で集まれるのは、第二外国語の授業だけになります。そして、二年生にもなると必修科目も減り、そして第二外国語もなくなるので、クラス意識はどんどん薄れてきます。このようにしっかりしたクラス制度があるわけではないので、クラスとはほとんど無縁に大学生活を送ることも可能なのです。

しかし、5月にはクラスの絆を深めるための新入生歓迎フェスティバルがあり、年に2回ある学園祭にはクラス単位で出店することも多いです。また、東大には進学振り分けがあるので、希望学科への進学のために、クラス内で試験勉強を協力し合う試験対策(シケ対)制度などもあります。何か集まるきっかけを作ってくれるもの、それが東大1・2年生のクラス制度なのではないでしょうか。

掲載日: 2006年9月19日 更新日: 2006年9月19日
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