21 KOMCEE West

21 KOMCEE(21 Komaba Center for Educational Excellence)は、新しい学びの場を提供するために建てられた、EastとWestの二棟からなる教育棟です。建設中の仮称であった「理想の教育棟」、もしくは「コムシー」の愛称で親しまれています。21 KOMCEE Westは二棟のうち西にある方の建物で、2011年5月に竣工しました。教室は駒場キャンパス内の他の建物の教室と比較しても、かなり広々とした仕様となっています。2階から5階の教室には可動式の机と椅子が備えられ、1年文系のALESAの授業など、学生と教官の積極的な議論が展開される授業で使われています。また教室にはLED照明が採用されており、空調を含め、人工知能による環境制御が行われています。屋上には太陽光発電パネルが設置されており、ZEB(Zero Energy Building)をコンセプトの一つとして掲げて将来的なエネルギー収支ゼロを目指しています。ラウンジには壁にホワイトボードが設置されており、学生が気軽に自らの思考をデザインできる空間が整えられています。1階の教室は、天井に照明・撮影機材、壁面に巨大スクリーンが設置された、2階まで吹き抜けのスタジオとなっており、身体運動・健康科学実習などの授業が行えるようになっています。また、このスタジオの真上、2階部分にはキャットウォークが設置されており、1階の様子を上から見ることができるようになっています。地下1階には「カフェテリア KOMOREBI」が入っており、木漏れ日をイメージした落ち着いた空間で話に花を咲かせる学生、勉強する学生などが見られます。ガラス張りの特徴的なホールであるMMホールは夜になると、照明デザイナー石井リーサ明理さんによってデザインされた照明「光湧」が辺りを照らし出し、ホールの周辺に幻想的な雰囲気を醸し出しています。