13号館

駒場2キャンパスの正門から入って真正面にある建物、それが十三号館です。この建物は航空研究所の本館として1929年に建設されたもので、左右非対称の特徴的な時計台がその中央にそびえ立っています。この時計台をよく見ると上すぼまりの形をしており、丸や四角など様々な形の窓、そしてバルコニーが配された遊び心あふれる設計になっています。この建物を設計したのは「内田ゴシック」で知られる内田祥三の門下生である岸田日出刀で、本郷キャンパスにある同時期の内田の作品とはまた違ったシンプルながらも重厚で力強い印象を感じさせます。現在この建物は文化庁の登録有形文化財に指定されています。内部は改装した上で先端科学技術センターが利用しており、時計台は駒場2キャンパスのシンボルとして今もなお時を刻み続けています。