推薦入試

東京大学では、2016年度入試から推薦入試が開始されました。 推薦入試では、一般入試と異なり、後期課程の学部ごとに受験することになります。2018年度入試で各学部の定める募集人数は以下の通りです。ただし、以下の人数はあくまで目安であり、合格者数がこれと違うこともありえます。実際、2017年度入試では、法学部と理学部を除くすべての学部・学科で合格者数が募集人数を下回っています。なお、複数の学部・学科に併願することはできません。

法学部 10人程度
経済学部 10人程度
文学部 10人程度
教育学部 5人程度
教養学部 5人程度
工学部 30人程度
理学部 10人程度
農学部 10人程度
薬学部 10人程度
医学部医学科 3人程度
医学部健康総合科学科 2人程度

では、推薦入試の具体的な流れを見てみましょう。まず、大学に必要書類を提出しなければなりません。ここでは、願書や志望理由書、在籍する学校の校長の推薦書などが必要になります。また、どの学部も、論文や受賞記録などの「推薦要件に合致することを証明できる書類」の提出を求めています。書類提出の前にインターネットでの出願登録が必要なので注意しましょう。もっとも、出願登録をしないと必要な用紙がダウンロードできないようになっているので、忘れることはないでしょうが……。

こうした書類を元に1次選考が実施され、合格者は12月の2次試験(面接)に進むことができます。面接の内容は学部によって様々であり、個人面接に加えてグループディスカッションやプレゼンテーション、小論文の執筆などが求められる場合もあります。  最終的に、提出書類と面接の結果、更には大学入試センター試験の成績を元に合格者が発表されます。(大学入試センター試験の成績は、8割以上の得点であることが目安とされています。)

合格発表時に合格者それぞれに対して前期課程の科類が指定され、合格者は入学後2年をその科類で過ごすことになります。その後、後期課程では出願で志望した学部・学科に進学します。進学先を変更することは、原則としてできないようです。

合格発表は2月の上旬です。そのため、不合格だった場合は一般入試を受験することができます。一般入試に出願するかどうかについても、事前に考えておいた方が良いでしょう。