合格体験談(文科三類・現役・女性)

受験勉強前の話

―現役と浪人どちらですか?

現役です。

―受験科類、(センター理社含め)受験科目はどうやって決めましたか?

文学部にいきたかったので文科三類で受けました。最初は文系で一番難しいところを受けたいと思い文科一類を志望していましたが、前期教養のとき必修で法学をとらなければならないと聞いて文科三類に。それでも最後まで悩んで、願書を出す日に高校の食堂で科類を書いたのはいい思い出です。

社会は、高校で世界史が必修だったので世界史は確定でした。加えて入学時に地理か日本史かを選択するのですが、暗記が苦手だったのと、当時はまだ文系か理系かを決めていなかったので、暗記量が比較的少なく理系向きといわれる地理を選びました。センター社会は、センター地理は満点が狙いにくいと聞いて地理歴史では世界史に。公民は大好きな倫理一択で。

理科は、先生が好きだったのと、化学と物理は分野ごとに好き嫌いが大きかったので生物にしました。

―東大を受験した理由は何でしたか?

日本で一番の大学だといわれるくらいだし面白い人がたくさんいるだろうと思ったから。小学生の頃にそんなことをぼんやり思って、そのままきちゃった感じです。

受験勉強の話

―受験勉強をいつ始めましたか?

自分で勉強を始めたのは高3の12月ですが、大学入試を強く意識した授業をする高校だったので、そういう意味では高校入学時から受験勉強は始まっていたのかもしれません。

―1日に何時間ぐらい勉強していましたか?

高3の12月からセンター試験まではだいたい8時間ほど。センター試験が終わってからは10時間くらいだと思います。ひたすらやりました。

―部活をいつまでやっていましたか、またそれは受験に影響したと思いますか?

女子の部活は盛んではない高校だったので、部活はやっていませんでした。

―苦手科目をどう勉強しましたか?

世界史と地理がとにかく苦手だったんですが、ふと思い返せばもともと暗記が苦手ということ以上にまず勉強していなかったな、ということに気づき、それ以降はちゃんと向き合って勉強しました。苦手だからって嫌いになる必要は無いですし。どちらも”最低限の知識”をしぼって覚えて、あとは”解答に必要な視点”を研究しました。

―気を付けていたことを教えて下さい(勉強に限らず)。

時間を守ることです。学校に着く時刻・勉強を始める/終える時刻・食事の時刻・睡眠時間を常に意識して守り続けました。勉強すると決めた時間はする、しないと決めた時間はしない。

―センターまではどう勉強していましたか?

授業でセンター試験・二次試験の過去問演習をやっていたので、それをもとにノートを作っていました。直前の3日間くらいは、世界史と生物と倫理のセンター型模試を解いていました。

―センターから二次試験までの勉強について教えて下さい。

国語と地理は演習した過去問を解き直して、数学は過去問を1日に1~2題解いていました。世界史は過去問を解けるレベルになかったので自作の年表を作りこんでいたと思います。

―東大以外に併願校はありましたか?

ありません。国立前期・後期の東大だけでした。

―試験前日はどう過ごしましたか?

試験当日通りの時間に駒場に下見に行ったんですが、帰りに渋谷を散歩してみようと思い立った瞬間に迷子になって、なんとかホテルに戻ってからは疲れきって夕方まで寝ていました。その後はコンビニでいつものご飯を買って食べて、世界史大論述の過去問の解答例を眺めていたと思います、たぶん。眠気に負けてけっこう早いうちに寝ました。

受験当日の話

―試験当日の様子と心情について教えて下さい。

駒場東大前駅から正門までが応援団やチアガールの人たちで埋め尽くされていて、間を通るのが楽しかったです。目が合った学ランの人に「大丈夫だっ」とかなんとか言われて、ああ大丈夫なんだなと謎の確信をもちました。

心情的にはいつもとあまり変わらなかったように思いますが、やっぱり少しは緊張していたかもしれません。あとやっと東大に試されるんだなというわくわく感と、国語何点とれるかなということもぼんやり考えていました。

―試験当日の休み時間の過ごし方について教えて下さい。

いつもの小物入れにいつものチョコレートをいれて持って行っていて、休み時間はそれを食べながらノートを眺めていたように思います。昼休みは高校の友達とご飯を食べたあと、いつもと同じ時間に昼寝をしていました。

―終わった後の心情をどうぞ。

特に何とも思わなかったような気がします。強いて言うなら虚無感というか、あー終わっちゃった、といった感じでした。

―合格発表の日、どうでしたか?

高校の図書室で先生におめでとうと言われて自分の合格を知りました。それ自体にはたいした感慨をもたなかったと思いますが、校内の掲示板で他の人の結果を確認したときは涙が溢れてとまりませんでした。合否云々より、自分(たち?)の高校生活がひとつの結末を迎えたということが寂しくて空しくて嬉しくて泣いちゃった感じです。

受験生に一言

高三を「受験期」と呼ぶ人もいますが、それ以前に「17歳・18歳」です。受験科目以外にも、考えるべきこと・身につけておくべきことはたくさんあるはず。そういったことが今後の自分の土台になると思います。

受験勉強も、点数と模範解答だけを気にするのではなく、”その科目の内容と設問を自分の文脈でどう消化するか”を考えてみると楽しんでやれるのでは。「問題が解けて嬉しい」以上の悦びを勉強に見出せたらどこの大学にもきっと受かります、がんばってください。


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