合格体験談(理科二類・現役・男性)

受験勉強前の話

―現役と浪人どちらですか?

現役です。

―受験科類、(センター理社含め)受験科目はどうやって決めましたか?

特に有機化学に興味がありましたが、生物・化学選択だったので理科二類を受験しました。

理科は、通っていた高校では理系は化学が必修で物理か生物は選択でした。高校1年生の冬頃は生化学や分子生物学への関心が強かったので生物を選択しました。周囲に生物・化学選択で東大を目指すような人が殆どいなかったので情報不足は感じました。

センター社会は、高校では理系は日本史か地理を選択することになっていました。私は中学生の頃は歴史が好きだったので日本史を選択しました。

―東大を受験した理由は何でしたか?

当初は生化学や分子生物学への関心が強かったので、研究をする環境の整った大学に行きたいと思って東大を目指していました。しかし高校3年の夏に、生物よりも化学のほうにより興味が出てきてしまい、より幅広い視野から専門を決めたいと思うようになりました。高校で物理を履修していないことに不安を感じつつも、進振りがある東大に改めて魅力を感じ、受験しようと決意しました。

受験勉強の話

―受験勉強をいつ始めましたか?

高校2年の冬頃から東大受験のための勉強を意識し始めたと思います。それまではただ漫然と目の前の課題をこなして、余った時間を趣味に充てるだけでした。私の中では具体的な受験勉強はいつの間にか始まっていたように感じられます。

―1日に何時間ぐらい勉強していましたか?

平日は高校が午後4時ごろに終わってから夕食を食べずに午後10時まで粘る日と、午後7時で勉強を切り上げる日がありました。土日は模試の受験で疲れてしまい、朝早くからは勉強できませんでした。平均すると高校の授業を除いて平日は4~5時間、土日は7~8時間くらいでした。

―部活をいつまでやっていましたか、またそれは受験に影響したと思いますか?

全くやっていませんでした。特に精神面では影響を受け、高3の夏に部活を引退した同級生が凄い集中力で勉強している様子を感じた時はかなり焦りました。

―苦手科目をどう勉強しましたか?

苦手科目は数学とセンターの日本史でした。日本史は教科書をあまり読まずに大量の問題を解くようにしていました。数学は結局克服できませんでした。

―気を付けていたことを教えて下さい(勉強に限らず)。

私は主に塾の自習室で勉強していましたが、1時間くらいで集中力が切れてしまうので時々休憩をとるようにしていました。塾の近くのお店でおやつを買いに行くことが多かったです。

―センターまではどう勉強していましたか?

11月までは二次試験の対策しか考えていませんでした。化学と日本史は12月上旬まで教科書の範囲が終わっていなかったので、復習と並行して化学Ⅱや日本史の近現代史の勉強もしていました。

11月下旬からは日本史のセンターの過去問とマーク模試の過去問をひたすら解きました。それ以外の科目は授業でマーク模試の過去問、放課後は二次の過去問の演習をやっていました。二次のリスニングの練習もこの時期に参考書を購入して2週間ほど集中的に演習しました。年が明けてからはセンター対策に絞りました。

―センターから二次試験までの勉強について教えて下さい。

国語と化学以外は夏休み明けから二次の過去問の演習をしていたので、模試の過去問や予想問題の演習をしていました。化学も二次の過去問と模試の過去問を演習していました。理系科目に重点を置いたため、国語の演習は十分には出来ませんでした。

―東大以外に併願校はありましたか?

泊りがけで受験するリハーサルのつもりで早稲田大学の先進理工学部応用化学科を受験しました。試験直前の2月上旬にインフルエンザにかかってしまったので焦りました。また、センターの結果から後期も東大に出願しました。

―試験前日はどう過ごしましたか?

歩いて試験会場まで下見に行きました。途中でスカイツリーが見えたので写真を撮るなど、のんびりと過ごしました。宿泊したホテルでは殆ど勉強せずに11時前には眠ってしまいました。

受験当日の話

―試験当日の様子と心情について教えて下さい。

1日目は小雨がぱらつく中、人の多さに圧倒されながらも本郷キャンパスの雰囲気を楽しんでいました。2日目は初日より塾や予備校の応援が多いことに驚きました。試験では1日目の数学で大失敗をしてしまい不合格も覚悟しましたが、例年の合格最低点から2日目に必要な点数を逆算して気持ちを落ち着かせようとしました。2日目は必要な点数を取れたかどうか微妙だったので不安のほうが大きかったです。

―試験当日の休み時間の過ごし方について教えて下さい。

出来るだけ午前中の手応えのことを思い出さないようにするために同じ高校の友人と試験会場の様子や他愛のないことを喋ったり、本郷キャンパスを散歩したりしていました。

―終わった後の心情をどうぞ。

2日目はベストを尽くせたと思いましたが、受かるか落ちるかは半々だろうと思いました。帰りの地下鉄の中では周囲の会話を聞かないように努めていました。

―合格発表の日、どうでしたか?

合格ならそのまま旅行に出かけよう、不合格なら後期の受験票をもらってホテルで勉強しようと思い、数泊できる準備をして単身上京しました。本郷キャンパスの縁日のような雰囲気を皆に伝えたいと思いビデオカメラを回していました。そのせいか自分の受験番号を見つけた時もどこか他人事のように感じられましたが、家族に電話して結果を知らせた時の母親の喜んでいる声を聞いて合格の実感が湧きました。その後親戚に電話をして結果を伝えた後に新幹線で親戚宅に向かい、観光を楽しみました。

受験生に一言

東大受験の過程で失敗をして「もう無理かもしれない」と思っても、二次の2日目の午後の試験が終わるまでは諦めないでください。もう一つ、受験生のうちから大学に入ったら何に打ち込もうかを少しでも考えておくほうが良いと思います。


合格体験談トップへ戻る

掲載日:
担当: ,