合格体験談(文科一類・浪人・男性)

受験勉強前の話

―現役と浪人どちらですか?

1浪です。

―受験科類、(センター理社含め)受験科目はどうやって決めましたか?

高校時代の校内成績がよかったので、実力を過信し、せっかく受験するなら文系で一番難しそうなところを受けようと思って文一に決めました。

就職に有利そうだったこと、数学の暗記は得意でも思考が嫌いだったので文二はやめたほうがいいと思ったことも理由です。

受験科目は社会に関しては覚えるのが楽そうな日本史と地理を、センター理科に関しては文系科目並に好き(得意かどうかは関係なく)な生物を選びました。

―東大を受験した理由は何でしたか?

学生も教授も優秀だと思い、このような環境で過ごしたいと感じて東大を受験しました。

教養が身に付きそうなカリキュラムにも好感をもてました。

浪人の時に通っていた予備校のコースが東大に特化したものだったので今更志望校を変えることは難しい、という理由もありました。

受験勉強の話

―受験勉強をいつ始めましたか?

高3の1学期です。

―1日に何時間ぐらい勉強していましたか?

高校の担任には1日10時間勉強した方がよいと言われましたが、結局10時間もできず、現役時、浪人時ともに平日平均3~4時間、休日6~8時間でした。

―苦手科目をどう勉強しましたか?

苦手科目は国語と社会でした。国語は浪人最初の1か月ほどは手をつける気にもなれず、スタートが遅れました。現代文は様々な解法を吸収し、設問に合わせて使い分けることができるように問題集・模試の過去問で演習を積みました。古文は正確な訳を重視して演習しました。地理は予備校で何度も添削してもらい、自分では重要語の説明や模試の解説のポイントを情報カードに書いて覚えました。日本史は教科書やそれを掘り下げた参考書を読み込みました。授業が一通り終わると書き方や発想を覚えるために問題と模範解答をノートにひたすら写しました。

―気を付けていたことを教えてください(勉強に限らず)。

予備校の自習室だけでなく家でも勉強することです。独り言をいいながら勉強できることが利点だと思います。気詰まりしにくいです。

―センターまではどう勉強していましたか?

基本的に12月から始めました。国語と地理を重視し、両教科は過去問を多く解きました。国語の評論は消去法を活用し、地理は詳しい資料集で二次対策を兼ねて難しい分野の最新情報をつかみました。逆に英語の筆記は発音と会話を直前で詰め込んだことを除いてあまり勉強しませんでした。数学の過去問は新課程の問題しかセットとして使えないので難しめの模試型問題集も使いました。

―センターから二次試験までの勉強について教えてください。

日本史は論述問題集をひたすら解きました。国語・数学・地理は他大の問題を積極的に活用しました。英語は過去問の解き直しと同時に長文対策として単語を確認しました。

―東大以外に併願校はありましたか?

慶應義塾大学法学部法律学科、早稲田大学政治経済学部政治学科、早稲田大学法学部、中央大学法学部法律学科です。

―試験前日はどう過ごしましたか?

渋谷のホテルに泊まりました。模試の前日もそうしたように頭のウォーミングアップを兼ねて数学の問題を解きましたが、ほとんど解けずにパニックに陥りました(昔の過去問なので今より難しいです)。おいしい夕食を食べて気を取り直した後には数学の過去問の解答を眺め、古文・漢文単語を暗記しました。家と同様に長時間入浴しながら不利な出題に備えてイメージトレーニングしました。

―受験時代の苦しかったこと、楽しかったことは何ですか?

苦しかったことは、勉強の自由度を巡って両親と何度も喧嘩したことです。苦手教科の成績がなかなか上がらなかったので、よく親子で対立しました。

楽しかったことは、浪人時代に1回だけ模試で数学の偏差値が3桁になったことです。その時数学にはそれほど力を入れていなかったので、偶然だと思っています。

受験当日の話

―試験当日の様子と心情について教えてください。

教室の真面目な雰囲気には去年同様に圧倒されそうになりました。それでも慣れの力は強く、試験前にさほど緊張しなくてもすむようになりました。高校時代の同級生が書いた、受験のしおりのメッセージを見ました。うれしかったです。2教科なら失敗しても受かると感じていたので、初日に失敗しないで余裕をもって2日目に臨みたいな、と思っていました。

―試験当日の休み時間の過ごし方について教えてください。

午後の教科の勉強をしていました。友人とおしゃべりすることもありました。

―終わった後の心情をどうぞ。

解答速報を見るまでは何とかなったと思っていましたが、数学がほとんど違っていたので悔しくて泣きました。後期の勉強をする気になったのは3月になってからです。結局は後期の勉強を始めると、今年なら後期でも受かりそうだと感じ、気持ちを落ち着けることができました。

―合格発表の日、どうでしたか?

午前中は勉強しないと決め、音楽を聴いたりゲームをしたりしていました。携帯で発表を見た時は純粋にうれしかったです。去年落ちたときの一時的な無感動(悲しみも感じていませんでした)とある意味似ているのかもしれません。後には数枚の書類を書き、夜には急きょ叔父一家と食事しました。

受験生に一言

問題傾向をつかみ、それを分析して対処法を考える。そのプロセスを楽しむといいかもしれません。方法は一つではありません!! 僕は要領が悪いので、定石にも自分にあまり合わないものが多くありました。その場合には自分で方法を考えればいいと思います。最後に、近年では入試でますます思考力が問われている傾向があると感じたのでそこには注意した方がいいと思います。


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