合格体験談(理科一類・浪人・男性)

―現役と浪人どちらですか?

1浪です。

―受験科類、(センター理社含め)受験科目はどうやって決めましたか?

科類は理科一類です。工学系全般に興味があったことから、科類に加え理科の受験科目(物理と化学)もおのずと決まりました。

また、センターの地歴も自分の興味に合わせて地理Bを選びました。

―東大を受験した理由は何でしたか?

地元を出て一人暮らしを経験しておきたかったこと、教養教育を受けてから専門課程に進みたいと考えていたこと、その2つが主な理由です。

―受験勉強をいつ始めましたか?

高2の冬には多少意識していましたが、本格的に勉強し始めたのは高3の6月頃です。

―1日に何時間ぐらい勉強していましたか?

1日当たり平均5時間ぐらいだったと思います。受験勉強は、ある程度の時間をこなせばあとは質の問題だと考えていたのであまり把握していません。

―苦手科目をどう勉強しましたか?

現役のときの反省を踏まえ、基本的な問題の復習や、時間制限付きの演習を重視して勉強していました。

―気を付けていたことを教えてください(勉強に限らず)。

本番を再現できるような演習を日頃から積むようにすることです。例えば数学なら、まっさらな紙とまだ解いたことのない問題数問を用意して、1問あたり25分程度で続けて解く、といった勉強法を実践していました。

―センターまではどう勉強していましたか?

12月までは、二次試験対策に重点を置き、英語と数学を中心に勉強していました。

1月に入ってからはセンター試験対策を、特に国語と地理に関してはかなり丹念にやりました。一方でほかの科目は私大の問題を少しだけやっていました。

―センターから二次試験までの勉強について教えてください。

センター試験の後では東大の赤本を購入し、1日1科目1年分ずつ解きました。解かなかった日もありますが、大体5年分を解いたことになります。

―東大以外に併願校はありましたか?

受けに行ったのは慶應義塾大学理工学部学門1と、早稲田大学基幹理工学部学系Ⅱのそれぞれ一般入試です。単身で上京して受験する身として、周りの受験生が持ってきていた手作り弁当が羨ましかったという記憶があります(笑)。

―試験前日はどう過ごしましたか?

夕方ホテルにチェックインした後、パンなど諸々の食料を買おうと、周辺にあるいくつかのスーパーマーケットやコンビニへ買い出しに行きました。不慣れな土地でも、スマホのおかげで店を調べることができて助かりました。ただ、そうして外を出歩いているうちに貴重なはずの時間は過ぎていき、ホテルで勉強しようと持ってきていた問題集の大半は文字通りお荷物になってしまいました。

―受験時代の苦しかったこと、楽しかったことは何ですか?

残念ながら楽しかったことはあまり記憶にありません。成績はまずまずだったものの、時々何のために勉強しているのか分からなくなり、非常につらかったです。

―試験当日の様子と心情について教えてください。

現役のときと試験のある教室が全く同じだったのでそれほど緊張しませんでした。しかしながら数学が思うように解けなかったため、1日目が終わった後は不合格を覚悟し、受験を放棄してしまおうかと思いました。

―試験当日の休み時間の過ごし方について教えてください。

休み時間になると真っ先にトイレに向かいました。というのも、理科一類の一部の試験室の近くのトイレは明らかに規模が小さく、外の仮設トイレにまで人が大勢並ぶような有様だったからです。

―終わった後の心情をどうぞ。

東大に足を踏み入れるのは今日で最後だ、などと思っていました。結局杞憂に終わりましたが。

―合格発表の日、どうでしたか?

まさか合格しているとは思っていなかったので、発表をすぐには見ませんでした。数時間後に結果を見て純粋に驚きました。

受験生に一言

あの有名な問題集に挑戦したい。難しい英単語まで網羅して覚えたい。東大模試でA判定がほしい。

そんな気持ちはよくわかります。もちろん、それらを実現できるに越したことはありません。ですが受験生のみなさんには、「あくまでも手段は目的を達成するためのもの」「ニーズは人それぞれ」ということを忘れないでいただきたいのです。「・・をすれば東大に受かる」という謳い文句を鵜呑みにするのはもうやめて、「この私が東大に行くためには・・が必要だ」と発想を転換してみませんか。

がむしゃらに勉強を始める前に、今一度冷静に考えてみてください。

みなさんが、学校などでの生活と勉強を上手に両立して関門を突破されることを切に願っています。


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