引越の注意

多くの人にとって引越は、大学進学に伴う一人暮らしの初めてのイベントだと思います。新生活を気持よく始められるように、きちんと準備をして引越に臨みましょう。

自分で引越をする場合

大きな家具・家電のほとんどを新居周辺や通販で新しく買い揃える場合、引越のときは服やこまごました荷物だけをまとめて、自分で持って行ったり宅急便で送ったりするので十分です。
宅急便で送るとき、ベッドや机など大型のものは、梱包・配送・設置を全てやってもらえる単身引越用のプランを利用すると便利です。パソコンを送るときは、宅配会社のパソコン専用便を指定するようにしましょう。
宅急便で済ませるか引越業者に依頼するか迷ったら、ネットで簡単に見積もりをしてもらって比較します。ベッドや机、テレビだけなら、宅急便で済ませた方がふつうは安いです。

引越し業者に依頼する場合

進級・進学直前の3月は、引越業者の繁忙期です。したがって、予約がいっぱいで希望の日時が指定できなかったり、料金が他の時期と比べて高くなってしまったりします。
新居の入居日が決まり次第、引越日時をご両親と相談の上で決めて、すぐに申し込みましょう。
料金は業者や荷物の他、引越の日時でも変わります。やはり休日よりは平日、昼よりは朝の方が安い場合が多いようです。

業者を選ぶときは、引越業者のホームページや電話で見積もりを依頼し、一番条件の良い業者を選びます。見積もりを依頼するときは、旧居と新居の大まかな住所、希望の出発日時(決まっていない場合は大まかに上旬・下旬でOKです)、運ぶ物の種類と大きさといった情報が必要です。
業者によっては、梱包や設置のサービスに追加料金がかかる場合があります。複数の業者の見積もりを比較するときは、それらの条件にも注意しましょう。
見積もりは各業者のホームページからも依頼できますが、複数の業者に一括して見積もり依頼をするポータルサイトもあるので、時間が無いときは利用してみてください。多くの業者が一人暮らし用のプランを設定しているので、ポータルサイトで見積もりを依頼するときは、見積もりの結果にそれらの割引が適用されているか確認しましょう。どちらを利用するにせよ、見積もりの結果が返ってくるまでに1日程度かかることが多いので、日時が確定する前に見積もり依頼だけでも早く済ませておくといいでしょう。
また、多くの業者が訪問見積もりをしてくれます。実際に家具を見てもらえるので見積もりも正確で、業者の人の対応も直接見ることができるので、安心して引越を依頼できるでしょう。ある程度業者をしぼってから、時間に余裕があればこちらを利用してみてください。
長距離だと難しいかもしれませんが、意外と交渉で値切れることがあります。複数の業者で見積もりをしてもらって、他の業者の方が安いことをちらつかせてみると、料金を下げてくれたりサービスをつけてくれたりといったことがあるかもしれません。

引越業者を決めたら、荷造り・梱包や家具の組立、家電の設置などといったオプションの有無を確認し、必要なサービスを揃えて契約しましょう。ダンボールや梱包材を提供してくれる業者であれば、契約時に申し込んでおきます。荷物の量に応じてプランを設定しているはずなので、自前でダンボールを用意するときは大きさや個数の制限を尋ねてから準備しましょう。

ちなみに、引越予約の際に予約金(「手付金」など呼称は様々)を要求するのは国土交通省の定める約款で禁止されています。トラブルに巻き込まれないためにも、そのような業者はいくら安い見積もりを出してくれても利用しないようにしましょう。

引越当日は、引越業者が荷物を新居へ運ぶ間に、自分も新居へ向かわないといけません。引越前に一度自分で新居を訪れておきましょう。
ベッドなど大型家具の組立を依頼している場合は、あらかじめ、新居のどこに・どのように設置するかを考えておき、担当の方にきちんと伝えましょう。この他にも、ダンボールの山はどこに置くかなど小さいことでも何か要望があれば遠慮せずに言いましょう。

引越の後、荷物の紛失や破損があった場合は引越日から3ヶ月以内に引越業者に知らせましょう。それを過ぎると業者に責任を問えなくなってしまうので、壊れやすい荷物の確認は作業員の方と一緒に済ませるのが一番良いです。補償については契約の前に説明を読んで、よくわからなければ電話や質問フォームで尋ねてみましょう。

上で示したのは、引越の基本事項だけです。他にもさまざまな注意点やコツがあるので、インターネットや情報誌で情報を集めて、いろいろ試してみてください。
初めてのことである上に準備期間もあまり無く、おろおろしてしまうかもしれませんが、わからないことや要望があれば逐一確認をとれば大丈夫です。

良い引越をして、楽しい大学生活をスタートさせてください。


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