空きコマの過ごし方

月曜日から金曜日まで、すべてのコマに授業が入ることがほとんどだった中学・高校の時とは異なり、講義をほとんど自由に選べる大学では、履修している講義がないいわゆる「空きコマ」と呼ばれる時間ができることもしばしばです。東大(教養学部前期課程)の講義は1コマが90分。朝一番に空きコマがある時は遅く大学に来ればいいですし、一日の最後にある時は早く帰ればいいだけなのですが、空きコマの前にも後にも講義がある時は少し暇を持て余してしまうこともあります。さて、そんな時東大生はどのようにして空きコマを過ごしているのでしょうか。

キャンパスガイドマップでもご紹介しているように、東大には空きコマのような無為の時間を過ごすのに適した施設がたくさんあります。その代表格はやはり図書館でしょう。駒場キャンパスの駒場図書館にはたくさんの閲覧席がしつらえてあり、読書に耽ったり机に突っ伏してしばしの休息を楽しむ学生の姿を見ることができます。試験期間中の空きコマは次のコマの講義の試験勉強をする貴重な時間。こんな時図書館は勉強をする学生で埋め尽くされてしまいます。

図書館1階には「メディアパーク」と呼ばれるスペースがあり、学生はECCS(教育用計算機システム)に接続されたコンピュータを自由に利用することができます。そのため、このメディアパークやより多くのコンピュータがある情報教育棟などでレポートの作成やネットサーフィンをしながら空きコマを過ごす人は少なからずいるようです。

クラスやサークルの友人とお喋りしながら空きコマを過ごしたい時は、生協食堂がおすすめです。駒場キャンパスのダイニング銀杏では営業が終了した後もホールを開放している時があり、グループでお喋りに興じる学生で賑わいます。ワイワイ話しながら勉強をするには生協食堂が向いているようですが、くれぐれも周りの迷惑にはならないようにしましょう。また、学生会館やキャンパスプラザなどに部室を構えているサークルなどの場合、そこにたむろして時間をつぶす、なんていうこともあるようです。

元々履修している講義が少ない時や、たまたま前後のコマが休講になってしまった場合など、空きコマが2つ以上連続することもたまにはあります。そうなると大学構内では飽きたらず、渋谷などに繰り出してしまう学生もいるようです。もしかすると中にはそのまま帰ってこない……なんていう人もいるのかもしれません。

ともあれ、空きコマの過ごし方は各人各様です。多くの人がそうであるように、あなたも入学してしばらくしたら自分なりの空きコマの過ごし方を発見できることでしょう。