お金の使い方(第55回調査)

大学生になると一人暮らしをする人も多くなり、さまざまな支出も多くなってきます。ここでは、2005年学生生活実態調査の「支出額(1ヶ月平均)」の項目を見ていきたいと思います。

まずは衣料費ですが、男子では自宅と自宅外の学生の間にさほど大きな違いは見受けられませんが、女子では自宅の学生のほうが、自宅外の学生より多く使っていることが分かります。食費については、自宅の学生は自宅で食べる分、少なくなっています。また、男子学生の食費が多いのは、食べる量が多いのと外食をする頻度が高いからでしょう。

東京は住居費が高く、男女ともに平均7万円弱ですが、唯一1万円程度で済むのが大学の学寮・学生宿舎です。東京大学には、学部の前期課程の学生を対象にした三鷹国際学生宿舎と、学部の後期課程および大学院の学生を対象にした豊島学寮、豊島国際学生宿舎、白金学寮の合わせて4つの学寮・学生宿舎があります。これらの学寮・学生宿舎では、安価な寄宿料で入居することができます。

勉学費については、およそ月に1万円弱で、男女ともに大きな違いは見られません。教養・娯楽費については、自宅外の女子学生が少ない傾向にあります。通学費については、やはり自宅の学生のほうが遠くから通学してくる学生も多いせいか、自宅外の学生の2倍程度かかっています。通信費については、自宅外の学生のほうが若干多いようです。

支出額の合計では、自宅の学生は月に7万4千円程度、自宅外の学生では15万円程度かかっています。これらには大きな違いが見られますが、その多くが住居費に起因していることが分かります。

参考