サークル(第58回調査)

大学生というとサークルに精を出すイメージを持つ方もいるかと思いますが、東大生とて例外ではありません。では東大生はどのようなサークル活動を行っているのでしょうか。オリエンテーション委員会の作成した「サークル検索」で見てみましょう。

サークル団体数

左から運動系・音楽系・文科系
青:インカレ 赤:インカレでない

オリエンテーション委員会に登録されているサークルの数は実に394にのぼります。その内訳は、運動系174団体、音楽系40団体、文化系(音楽系でない)180団体となります。3年前の記事と比較すると文化系サークルの数が増えたことがわかります。いずれにせよ東大は運動・文化活動ともに活発であることがうかがわれます。

では具体的にどのような種目の団体が多いのか見てみましょう。

運動系では「野球・ソフトボール」の11団体、「サッカー・フットサル」の10団体をはじめとしてバレーボールやバドミントン、バスケットボール、アメフト・ラグビー、ゴルフ、球技以外では各種の武道やウィンタースポーツ、マリンスポーツなど幅広い種目の団体があるようです。

音楽系では「合唱」10団体、「吹奏楽・管弦楽」「軽音・ポピュラー」がそれぞれ8団体、「古典音楽」6団体と、各分野にまんべんなく団体があります。

最後に文化系ですが、そのジャンルは「趣味娯楽」22団体、「国際交流」20団体、「自然科学」「伝統文化」16団体と続きますが、その活動内容は運動系や音楽系とは比べ物にならない程多岐に渡ります。

次に、サークルを特徴づけるもののひとつである「インカレであるかどうか」を見てみましょう。インカレとは「インターカレッジ」の略で、サークルの中に他大学の学生が在籍していることを表します。女子学生が少ない東大においては、他大学の女子学生をサークルに迎える、ということが多いようです。対して学内の学生のみで構成されたサークルを学内系サークルと呼んだりします。

ではその比率を見ていきましょう。もっとも高いのは音楽系サークルで、40団体中36団体はインカレサークルです。続いて文化系サークルの180団体中127団体、もっとも比率の低い運動系サークルでも174団体中88団体と半数はインカレサークルです。東大においては学内系サークルよりインカレサークルの方が多いのですね。

続いて2008年(第58回)学生生活実態調査の結果を見てみましょう。

調査によると学内外のサークルに「入っている」66.4%と「入っていた」20.9%の合計87.3%がサークル活動を経験していることがわかります。参加目的は「活動内容そのものをやりたい」79.3%、「友人を得たい」58.6%が大きな比率を占めているようです。男女比で見ると「友人を得たい」が男子55.8%に対して女子67.3%と大きく上回っています。学内に少ない女子学生にとってサークルは同性の友人を見つける数少ない機会のひとつとして大きな役割を担っているようです。

一方でサークルをやめた理由は、「学業と両立しない」の29.9%が一番大きな比率を占めました。調査によると活動時間が平均で週11.1時間であり、その生活への影響は決して無視できるものではないようです。有意義な学生生活のためにも、学業をおろそかにしないことが大切ですが、学生のみなさんは学業とサークル活動の両立ができているでしょうか?

参考