通学・住居(第60回調査)

地方出身の東大生の多くは、人生で初めての一人暮らしを始めることと思います。また、自宅生も通学距離が高校までよりも長くなることが多いでしょう。具体的にはどうなっているのかを2010年(第60回)学生生活実態調査の結果から見ていきます。

居住形態は、東大全体では自宅が48.1%、自宅外が51.9%となっています。前期課程では自宅が52.9%、自宅外が47.2%となっていて自宅生の方が多い一方、後期課程では自宅44.5%、自宅外55.6%となっていて自宅外生の方が多くなっています。後期課程に進学したことをきっかけに一人暮らしを始める東大生がいるようです。
現住所の分布は、東京都73.0%(23区内60.7%、23区外12.3%)、神奈川県12.5%、千葉県6.0%、埼玉県7.0%、その他の県が1.5%となっています。
自宅外生の住居の区分は、賃貸マンション・アパートの割合が70.8%と最も高く、ついでその他の寮11.7%、東大の寮6.7%と続いています。

通学に利用している交通機関では、電車71.7%、自転車20.7%、徒歩のみ5.4%、バス1.1%となっています。前期課程では電車83.4%、自転車11.8%、徒歩のみ1.7%に対して、後期課程では電車62.3%、自転車25.9%、徒歩のみ9.3%となり自転車の割合が大きくなっています。
通学所要時間は全体では片道平均46.6分で、自宅生だと64.8分、自宅外生だと29.8分となっています。

ちなみに、「学寮・学生宿舎などを作れば、あなたは入居しますか」との質問に対し、自宅生でも7.5%が入居すると答え、「入居費による」と答えた学生もあわせると40.1%もの自宅生が適当な学寮・学生宿舎があれば入居したいと答えています。金銭的な問題が解決できれば一人暮らしをしたいと考えている自宅生が相当数いるようです。

参考