アンドゥ

大抵のパソコンソフトでは、Ctrl+Zでアンドゥ、つまり「やり直し」ができます。また、リドゥといって、やり直しをなかったことにする再実行もできます。デジタルデータならではの特性といえるでしょう。

僕がよく使うペイントソフトでもこの操作ができるので、色味や線の曲率を試行錯誤しながら塗ることができます。

一方アナログでは、こういったことができません。たまに水彩画を描くことがあるのですが、一度塗ると、それが最後まで画面に大きな影響を残します。

やり直しを自由にできるデジタルと、やり直しの利かないアナログ。

こう考えると、人生はアナログ的だと言うことができます。一度行なったことを、時間をさかのぼってなかったことにすることはできません。

「やり直しがしたい!」と思うことは誰にでもあると思います。僕もついこの間そう思えるエピソードがありました。

でも、もし自由にやり直しと再実行ができたら、人は失敗から何も学ばなくなってしまうのではないでしょうか。

…もっとも、自由にやり直しが利く世界なら、失敗から何も学ばなくてもCtrl+Zで何度でもリトライできるから問題ないのですが。