思わぬ落とし穴

 最近寒くなってしまい、学校に行くのも一苦労な季節がやって参りました。本郷に通うようになった私も、通学や移動時間を如何に短く、寒い中歩かないようにするか頭を悩ませています。

 本郷では銀杏も佳境を終え、その黄金色の葉っぱを散らしています。最盛期では眩いほどキラキラしていて、お天気の日は上を見上げながら歩いていたものです。しかし、この銀杏並木には思わぬ落とし穴がありました……というのも、上を見上げながら歩いていると、落ちている葉っぱでズルッと足を滑らせる確率が上がるからです。それなので、景色を楽しむ場合は立ち止まり、歩く場合は慎重に地面を見ながら一歩一歩踏みしめなければならないのです。

 駒場では、敷き詰められたタイルの隙間にヒールを引っ掛けて立ち止まることがしばしばありましたが、本郷では銀杏。どこに行っても景色を楽しみながら歩くことができない牧でした。

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