駒場の植物

緑豊かな駒場キャンパスには、様々な種類の木々が山ほど植えられています。しかし、何かと話題になるのはイチョウばかり。それもそのはず、キャンパス内を東西に連絡する長大なメインストリート(「教養の道」→http://www.ut-life.net/special/konnakoto/promenade/komaba/)に沿って延々とイチョウの木が植えられているのです。春になると裸の枝に葉が芽吹き、次第にその数を増してゆく。冬学期が始まる頃にはギンナンの実が落ちてきて異臭を放つ。そして駒場祭の頃には葉が美しく色付き、年明けには一気に落ちる。季節の移ろいを目で見える形に表してくれるという意味で、その存在感はなかなかのものです。

自分もこの間まではイチョウ以外の樹木になど目もくれなかったのですが、今学期の講義で駒場の植物について聞く機会があり、何というか、急にいとおしくなってしまいました(笑)。イチョウ以外にも日の目を……というわけで、写真付きで駒場の植物をいくつかご紹介したいと思います。


まずは(樹木ではありませんが)、そこらへんに生えているハルジオンやヒメジオン。なぜこんなものを撮ってきたかといえば、先日、生命科学実験の材料に使わせて頂いたからです。ご覧の写真にも「実習で使うので刈り取らないでください」という看板が写っていますね。


これは一瞥すればお分かりと思いますが、カシワです。かしわもちのアレです。ちゃんとキャンパスに生えているんですね。
ところで、千葉県の柏という町に東大のキャンパスがありますが、その「柏」は、植物のカシワと何の関係もないそうです。利根川の河岸(カシ)が訛って「かしわ」になったのだとか。
でも、キャンパス最寄りのTXの駅名は「柏の『葉』キャンパス」……不思議。どうやら、冬も元気な柏の葉にあやかって沿線開発を順風満帆に進めましょう、ということらしいです。


これはビワ(おそらく)。実が熟したら食べに来ようかと思います。


最後はキリ。箪笥の材料の「桐」です。植物学の先生曰く「女の子が生まれると桐を植えて、その桐で箪笥を拵えて嫁入り道具に……っていいますけど、そんなに速く育つはずがない」。


葉っぱはこちら。桐の御紋に何となく似てなくもない……?

といった感じで、駒場キャンパスには様々な植物が生息しているという紹介でした。