年末に、雪の中で

年末に、雪の中で

こんにちは。自分が編集後記に登場するのは2回目です。前回は約4ヶ月前、9月2日にあります。
自分はまだ1回しかないですが、過去に自分が書いたことを見返してみると当時の自分の考えていたことが分かり、自分があれから成長したのかどうか、何が変わったのかということを知る手がかりになります。
当時は、東京と実家のどちらが現実なのかについて悩んでいたようですね。

実は自分は今、実家にいます。さすがに大学生活の1年目から、一人暮らしのアパートで一人寂しく年越しをする勇気はなかったのです。
実家のある地域は寒く、東大が駒場祭で盛り上がっている頃にはもう雪が降っています。
東京は雪などめったに降らないでしょうから、冬になると東京と実家の違いがますます際立ってきます。

ですから、積もった雪の上を歩いたり吹雪の中外出したりすると、実家に帰ってきたという実感がわきます。
そうなると、年末ということも相まってか、恐ろしいほどにやる気が出ないのです。

まるで夢から醒めるときのけだるさのように。

ちなみに、9月から自分のどこが成長したか考えてみたのですが、山手線の大きな駅の位置関係など東京の大まかな地理感覚を身につけたくらいしか思いつきませんでした。

さて、そんな年末ですが、今年を振り返るとどうしても、色々なことがあったというありきたりな感想を述べずにはいられません。なんでも、センター試験があと3週間くらいまで迫ってきているとか。思えば自分も今年の1月にセンター試験を受けて、さらに二次試験も受けて東大に入ったのでした。どこかの予備校が1月1日に模試を行うというチラシを見て、「なんだこいつらアホか」と思った記憶があります。
4月に大学に入学して、あっという間に9ヶ月近く経ってしまった。
受験という大きな壁を乗り越えたはずが、実は今自分は結構忙しく、やることに追われています。さらに1月末から期末試験が始まるとあっては、なかなか気の休まる暇がありません。
今が特に忙しいからそう感じるのかもしれませんが、本当に、あっという間の1年間でした。年をとるほど一年が短くなるとはよく言いますが、そう考えると自分もずいぶん年をとったものです。

案外、大学生というのは年寄りです。思えば自分は高校生のときですら、気がついたら高校卒業が目前になっていて、ああ年とったなあと思うことがありました。そう思うには理由があって、例えばプログラミングコンテストとか、高校生までしか参加できないような催し物があるのです。そういうものに参加できるというのはある種高校生に与えられた特権で、大学生・社会人になると失ってしまうものです。そういう意味で高校生は特別な地位にいると、当時思っていました。
今でもそう思っていますが、いざ大学生になってみると、大学生でもそれはそれで十分特別な地位にいると感じるようになりました。例えば東大の図書館で本を借りたりできるのは東大生(や教職員など)の特権でしょう。コンテストの例にしても、目を向けてみれば大学生向けのコンテストもあります。
ただ、大学生になると、高校のときにあったある種の無邪気さのようなものが薄れてきた気がします。東大生だからなのかもしれませんが、一見適当なように見えても周りはみんなやるべきことはしっかりとやっています。他にも挨拶に「お疲れ」「お疲れ様でした」が増えたのはステレオタイプの大学生像と合致していますね。

だらだらと中身の無いことを書いてきましたが、要するに年末に自分の1年を振り返ってみたということです。

高校生の皆さんには、皆さんの多くが大学進学を目指しているのではないかと思いますが、高校とは違ってなかなかいいところですよ、ということを伝えたいと思います。

これが今年最後の編集後記になります。

もう今年もあと2日となりました。今年のうちにUT-Lifeをチェックして編集後記まで見て下さる方がどれだけ居るかは分かりませんが、そんな方々に向けて、やはりこの一言で今年のUT-Lifeを締めくくりたいと思います。実はこの編集後記が2013年の最後の更新となっています。

それでは皆さん、よいお年を。

12月30日 00:06 by
鈴木僚太


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