美学藝術学の人

2人目はうってかわって文学部は美学藝術学の4年生の本棚です。あくまで美学「藝」術学だそうで、旧字体で書くのが正式なようです。簡単に言えば「藝術を哲学する」でしょうか。哲学者は案外、美について考えることが多かったようです。それは死に対しての生きる喜び、ということなんでしょうか。難しそうですね……。この本棚の方とは別の美学藝術学専攻生が、「人間とサルが違う点は、人間は美を感じ取ることが出来る点だと思うよ」といっていたのが印象的でした。さて。

1  これはかなり雑多な印象を受けます。経済の本、『現代政治分析』、『社会心理学』……。何を隠そう、教養学部前期課程時代の教科書が多いですね。『統計学入門』もそうです。あ、もう使われなくなりましたが教養学部の英語テキスト“The Universe of English Ⅱ”もお目見えしてますね。
 これはかわって『現代アートの哲学』『色彩の哲学』など、美学に関係する本がたくさんあります。この方はデザイン関係に興味があるのでしょうか、美学の本でもどちらかというとアートやデザイン関係の本が多いですね。 2
3  ここは「街並み」「風景」あたりがキーワードの棚。そういえば2でも都市デザインの本がありましたね。『新書アフリカ史』は趣味でしょうか……。
 これは新書の棚。三色ボールペンで有名な齋藤孝さんは、大学生時代に新書は50冊読みなさい、と言っていました。この方の新書の傾向は「国際協力」でしょうか。環境問題、異文化交流、アジアへの理解……。 4
5  どどーん! と雑誌が。『宣伝会議』『PRIR』『ブレーン』と、すべて広告・広報関連の雑誌です。ちなみに、この方の就職先もそのような職種だったと思います……こんなに勉強してたんですね。

感想:物理学科の学生と異なるのは、「文系!!」という本のラインナップでしょうか。実験などがない文系の学生の場合、どうしても空いた時間で自分で本を読むことが大切になりますので、本当に個人個人で読んでいる本が異なるんですね。それが面白いです。ここには掲載しませんでしたが、就職関連の雑誌もたくさんあったのが印象的でした。