理二の人

5人目は理科二類の学生です。この方は現在2年生で、科学系のゼミの代表をされているそうです。

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 この棚で目立つ本としては『ウィトゲンシュタイン』、吉本隆明の『夏目漱石を読む』、教科書の『現代哲学』など哲学に関する本です。駒場で大人気の講義である、「科学哲学」の野矢茂樹先生の本もありますね。この方も野矢先生の授業を受けていたのでしょうか。
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 ここは、ブルーバックスの本や『DNAに魂はあるか』NHKブックスの『脳内現象』『快楽の脳科学』など。最近はやりの脳や生命科学に関する本が目立ちます。右にいるだるまが気になります。
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 ここは雑多なラインナップです。村上春樹の『海辺のカフカ』、上巻しかないのが気になるのですが……下巻は果たして読んだのでしょうか、ちょっと気になるところです。それから『攻殻機動隊』という有名なアニメの本もあります。それから『レイアウトの法則』『DESIGN』などのデザインに関する本もあります。かなり趣味の幅が広いですね。

感想:この方も理系の学生ですが、実際に本棚を覗いてみると哲学の本が本棚の多くを占めているので、大学生にとって哲学は共通する興味なのかもしれませんね。それから、高校生からでも読めるブルーバックスの本があり、東大生とはいえ、やはり興味を持つきっかけはみんな同じく本から得られる知的好奇心なのかな、と思いました。これで5人目ですが、○○学部の学生だからといっても、専門の授業に関する本だけに固執して読んでいるわけではないんですね。