文科三類→農学部獣医学課程獣医学専修(第一段階)

文科三類→農学部獣医学課程獣医学専修(第一段階)

1. 東大入学時に希望していた進学先はありましたか。

教養学部広域科学科人文地理分科、法学部です。

2. 進振りを意識し始めたのはいつごろですか。

入学したときからぼんやりとは考えていました。

3. 進振りの制度についてどのくらい調べましたか。進学志望先を考えるにあたって役立ったものはありますか。

恒河沙(編注:サークル「時代錯誤社」が発行するキャンパスマガジン)、先輩の話ぐらいです。

4. 授業の取り方など、進振りのために工夫した点はありましたか。

1年生のころは逆評定や先輩の評判を頼りに授業をとりました。点数を気にして、点数が取れそうな科目や少人数の科目をとることもありました。興味があっても難しそうなものやテストが重ならないように工夫しました。進振りの要求科目(編注:指定科類の必修科目の中から選ばれ、指定科類以外から進学を希望する学生が、当該科目を修得することをその学部・学科への進学のために必要な条件としている)である生命科学Iも他クラス聴講(編注:他科類の基礎科目を履修する場合は、担当教員からの許可を直接得た上で、UTask-Webの要履修許可科目履修登録をして、担当教員により認められなければならない)しました。

5. 選択肢としてあった進学希望先はどこでしたか。最終的に現在の進学先を選んだ決め手は何でしたか。

5月ぐらいまでは法学部しか考えていませんでした。でも点数的に難しいし、法学部のマスプロ授業に対する疑問があったので悩み、それから別の進学先を探し始めました。実験への憧れと専門性を持ちたいという希望から理系も考えました。苦手な数学や物理を回避したかったことと動物が好きなことから農学部獣医学課程にしました。最終的な決め手は動物が好きなことと資格が取得できることです。

6. 進振りで困った点、制度の問題点や進学先の様子を含め、進振りを終えての率直な感想をお聞かせください。

進振り制度を有効活用した私は、高校まで文系であっても自分の興味と関心次第で理転できるこの制度はよいと思います。ただし文科から獣医に進学すると生物や実験で苦労しそうです……。獣医学専修は30人しかいないのでみんなと仲良くなれそうです。

問題点を挙げるとすると文科の学生は理科の学生よりも選択の幅が少ないことです。例えば全科類枠があっても文科から理学部への進学はほぼ不可能です。要求科目に理科の基礎科目が多すぎてすべてを履修することはかなり困難なためです。また第二段階に理転することがほとんどできません。理科からの文転は第一段階、第二段階ともに可能で、わりと容易であるのに対して文科には不公平になっていると思います。また法学部の全科類枠が文科二類や文科三類には法学部への進学希望者に対して少なすぎると思います。学びたいものは教養時代に変わってくると思うのでもう少し流動的であってもいいかと思います。


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掲載日: 2008年12月24日 更新日: 2008年12月24日
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