理科一類→教育学部学校教育学コース(第二段階)

理科一類→教育学部学校教育学コース(第二段階)

1. 東大入学時に希望していた進学先はありましたか。

化学が好きだったので、工学部の応用化学科を考えていました。

2. 進振りを意識し始めたのはいつごろですか。

1年生のときからどの学科なら教員免許がとれるかなどは調べていました。中高理科の免許をとれる学科にしぼっていきました。

3. 進振りの制度についてどのくらい調べましたか。進学志望先を考えるにあたって役立ったものはありますか。

制度については、ガイダンスの資料を流し読みした程度です。希望先を考えるときには、ガイダンスや、その学科のHPを見ました。

4. 授業の取り方など、進振りのために工夫した点はありましたか。

必修の科目を人並みには頑張りました。得意な化学系の授業では点をとれるよう勉強しました。1年生の頃は点をとれる総合科目をとったりしていましたが、2年生になってからは授業以外にやりたいこと(小学校での学習支援ボランティア)があったので、授業は極力とらないようにしていました。

5. 選択肢としてあった進学希望先はどこでしたか。最終的な進学先(第一段階)の決め手は何でしたか。

2年の最初は、教養学部の生命認知科学でした。(中高理科の免許がとりやすいということと、認知系に詳しくなることは教員になってから役に立つと思ったから。)最終的には、教育学部学校教育学コースが第1志望で、次いで教育学コース、教育行政学コースとしました。
 決め手は、2つあります。
 1つは、小学校での学習支援ボランティアを通して、自分のやりたいことは高校で理科を教えることではなく、小学校で、児童と日々生活しながらお互い成長することで、自分で生きる力をつけさせてあげることだと気づいたことです。したがって理科免許に固執する必要がなくなったので、一番興味のある教育をもっと勉強して、教員になったときのベースにしたいと思ったので、教育学部にしました。(現在、認定試験を受けて小学校の免許を取得するつもりです。)
 2つ目としては、2年夏学期に教職科目で佐藤学先生の授業を受けて、佐藤先生に惚れてしまったことです。机上の学問だけでなく、実際に学校で改革に挑戦し、成功している学校のビデオを観て、 もっと佐藤先生の授業を受けたいと思い、学校教育学コースにしました。

6. 第二段階は第一段階と同じ進学希望先にしましたか。その時の心境はどのようなものでしたか。

同じにしました。どうしても学校教育学コースに行きたかったので、落ちるのは覚悟で希望しました。落ちたとしても、最悪教育学部に行ければいいと思っていましたし、ほぼ確実に入れるコースを第3志望に入れていたので、そこまで不安はありませんでした。

7. 進振りで困った点、制度の問題点や進学先の様子を含め、進振りを終えての率直な感想をお聞かせください。

現在学部ガイダンスは5月に1回(編注:当該年度の教育学部ガイダンスは1回のみだった)ですが、夏にももう1回やってもらえるとよかったです。(6月ごろに志望を変えたので。)

率直な感想は、進振りがあって本当によかったなということです。しかし、進振りは手段であって目的ではないので、自分が進振りを有効活用できた一番の大きな理由は、2年の夏学期という一番時間のある期間に、小学校という東大とはかけ離れた世界で非常に貴重な経験ができ、自分の考えや価値観を見つめ直し、将来について真剣に考えることができたからです。 東大とは関係のない外の世界に積極的に出ていくことで、たくさんの人のアドバイスなども受けることができ、自分の一番やりたいことをやっと見つけることができました。


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