文科三類→医学部健康総合科学科

文科三類→医学部健康総合科学科

1. 東大入学時に希望していた進学先はありましたか。

教育学部教育実践政策コース、または文学部社会学専修

2. 進振りを意識し始めたのはいつごろですか。

入学当初から、どこを志望しているか、文三だった分(進路が多岐にわたりやすいので)よく話題にはなっていました。点数という面で少し気になりだしたのは、1学期の成績が出た、1年の夏秋頃です。

3. 進振りの制度についてどのくらい調べましたか。進学志望先を考えるにあたって役立ったものはありますか。

自分の平均点はおそらく文系平均を下回っていたと思いますが、あまり点数に関してカリカリしたくなかったですし、人気学科にどうしても行きたいということもなかったので、底点を具体的に調べだしたのは2年生に上がってからです。要求科目は、3学期の履修登録が終わる前に履修の手引き・進学振り分けの手引き等で再三確認しました(当時の希望進学先(文学部英米文学専修、医学部健康総合科学科)には要求科目がないことを確認しました)。

進学先を考えるにあたり、参考になったのは学部学科ガイダンスと、駒場の一般科目でした。ガイダンスは教養、文、教育、医の4つに行きましたが、文学部と医学部(健康総合科学科)では教授や院生、学部生と直接話せる場があり、雰囲気を知ることができました。また一般科目では(講義名はあいまいですが…)総合科目A系列英米文学への招待、D系列ヘルスサイエンスへの招待、D系列看護学を履修し、もしその方面に進んだらどんな内容を勉強するのかのぞいていました。

4. 授業の取り方など、進振りのために工夫した点はありましたか。

一般科目で、考えている進学先の教授が講義をしてくれるものを履修したことです。これはその科目の内容に単純に興味がある(だから進学しようと考える)というのもありましたが、駒場の必修や準必修と違って本郷の学部学科で実際に研究や講義をしている先生方がいらっしゃるので、各々の学部学科の雰囲気を知るのにはとても役に立ちました。そして、本郷に進学してからも、そこで聞いた講義の知識は役立っています。

5. 進振りまでにこれをやっておけば良かった、ということがあれば教えてください。

本郷に進んでから、文三出身の私は生物や化学に苦しんでいるので、駒場時代にもう少し生命科学系の講義をとったり、自主的に本を読むなどして勉強しておいたら楽だっただろうと思います。とは言っても、健康総合科学科は文科出身者が半分いるので一緒に勉強したり、先生も丁寧に教えてくださったりするので、理転を考えている2年生を脅すほどではありませんが(笑)。

6. 他に進学を考えていた学部・学科はありますか。最終的に現在の進学先を選んだ決め手は何でしたか。

文学部英米文学専修。入学当初に考えていた進学先はいつの間にか頭から消え、最終的には英米か健総かで迷いました。決め手は、後者であれば看護師、助産師、保健師など学部や院卒業後の自分の姿が想像しやすかったこと、あえて生物や化学が必要なところへ行くことで今まで逃げてきた苦手分野に(強制的ではありますが)向き合えるということ、そして先生方や先輩方のガイダンスでの雰囲気に惹かれたことです。

7. 進振りの制度に対する意見や進学先の様子を含め、進振りを終えての率直な感想をお聞かせください。

私は、いわゆる人気学部に興味がなかったのも手伝って早々に点数を気にする風潮に嫌気がさしていました(平均点が低かったので言い訳になってしまいますが)。なんだか、周りは学部や学科の価値を進学振り分けの底点で評価しているような気すらしていました。もちろん、せっかく試験でいい成績をとったのなら進振りで生かせるに越したことはないと思うのですが…。というわけで、2年生のみなさんには、底点や噂を気にしつつも、幅広い分野のガイダンスに出席して進学先を検討することをお勧めします。イメージや周りの雰囲気に流されて進学先を決め、のちに降年や転学部をした、という話もたまに聞きます。

進学先の様子ですが、男女半々、文理半々で且つ25名程度なので、駒場のクラスのような仲の良さがあります。そして、転学部してきた人(つまり1つ以上学年が上)が何人もいます。他にも看護師の資格を取るために社会人を経て編入してくる方もいて、様々なバックグラウンドの同級生と講義を受けていて、面白いです。また医学部であることから理系学科だと思われがちですが、授業には保健社会学や医療倫理などもあり、文科出身であっても苦労ばかりするというわけではありません。また、国内外問わずさまざまな社会問題(少子高齢化、国際保健…)に、学科で学ぶ内容が絡んでいるので、タイムリーな話題も多く、講義がとても面白いです。


進振り体験談トップへ戻る