理科二類→農学部生命化学・工学専修(第二段階)

理科二類→農学部生命化学・工学専修(第二段階)

1.東大入学時に希望していた進学先はありましたか。

工学部化学生命工学科、農学部生命化学・工学専修、薬学部、理学部化学科あたりです。高校の時に化学と生物を選択していて好きだったので、生物寄りの化学を勉強できる学科に行きたいと思っていました。

2.進振りを意識し始めたのはいつごろですか。(そのときに考えていた進学志望先候補はありますか?)

受験の際にある程度どのような学科があるかを調べていました。1年の10月に夏学期の分の成績を開示してからは進振りをより意識するようになりました。

3.進振りの制度についてどのくらい調べましたか。進学志望先を考えるにあたって役立ったものはありますか。

履修の手引きの進振り関連のページをよく読んで総合科目の系列に偏りが出ないように気をつけるということはやっていました。あとは学科ごとの最低点を調べたくらいです。

4.進振りを意識してやったことはありますか。

評判を聞いたり同じクラスの人と話し合ったりして良い点数を取れそうな科目を選択するようにしていました。また、五月祭で興味のある学科の展示に行って説明している学生の方から生の声を聞いたり、サークルの先輩から学科の様子を聞いたりということはしていました。

5.進振りに関してこれをやっておけば良かった、ということがあれば教えてください。

必修、特に語学をしっかり勉強しておくということです。理系科目や総合科目の多くと違って試験前の詰め込みが効かないので、授業前に予習をしておくなど念入りに勉強する必要があったと感じました。私は第二外国語の始めの方でつまづいてしまい、最後まで苦しめられました。

6.他に進学を考えていた学部・学科はありますか。最終的に現在の進学先を選んだ決め手は何でしたか。

医療に関わるつもりはなかったので、薬学部は早々に候補ではなくなりました。理学部化学科は、主題科目で研究室見学に行ったところ物理寄りな印象を受け、高校で物理をほとんど習っていない身としては不安が残ったのでこちらも候補から外れました。最後まで残ったのは工学部化学生命工学科と農学部生命化学・工学専修で、生物よりも化学をしっかり勉強したいという気持ちから工学部化学生命工学科に行きたいと思っていましたが、点数が大幅に足りず諦めました。農学部生命科学・工学専修は、研究室を調べてみたところ面白そうだと思える研究室が結構あったので、納得した上で農学部生命化学・工学専修に出しました。

7.第二段階は第一段階と同じ進学希望先にしましたか。その理由と、その時の心境はどのようなものでしたか。

第二段階も農学部生命化学・工学専修に出しました。ここ数年の底点の動きから見て第一段階にギリギリながらも通るだろうと思っていたので、正直なところショックでした。しかし第二段階では底点が下がるだろうとかなり楽観的に考えていたので、何の迷いもなく志望登録の確認だけをしてなるべく深く考えないようにしていました。

9.進学先の様子を教えてください。

80人近くが進学する比較的大きな学科で、さらに4学期は農学部全体で受ける講義が多いのでずっと大教室にいることになります。そのため自分から積極的に行動しないと知り合いは増えにくいですが、人数が多い分様々な人がいるので刺激を受けます。
授業の内容ですが、4学期のうちは専門の基礎となる知識を身につけるという講義は必修が5コマ程度とそれ程多くはありません。基礎微生物学、基礎有機化学など、これらの授業の多くは初歩から丁寧に説明されるので、生物の知識が不安でもなんとか流れを追っていけます。この他に農学主題科目というオムニバス形式の科目を最低3コマ受けることになり、農学全体を広い視野から見ていくことになります。微生物や化学物質など、興味のある分野から大きく外れるものもありましたが、食中毒や景観といった身近な話題も聞くことができました。

10.進振りの感想を自由に書いてください。

数学を始めとして前期課程の理系科目は理論重視で、自分自身の関心とずれていると意欲が削がれてしまうことがあるかもしれません。しかし、後期課程の専門科目の内容は前期課程ではあまり取り上げられない分野が扱われることも多く、前期課程で取り上げられた分野でも応用寄りのアプローチになることもあります。そのため前期課程の科目に対する関心だけで行きたい学科を決めるのではなく、学科で学ぶ内容や取り組んでいる研究の内容から判断すると良いと思います。


進振り体験談トップへ戻る

掲載日: 2013年12月11日 更新日: 2013年12月11日
担当: ,
タグ: なし