理科一類→理学部情報科学科(第一段階)

理科一類→理学部情報科学科(第一段階)

1.東大入学時に希望していた進学先はありましたか。

漠然と「情報」という分野に興味があったので、工学部電子情報工学科が頭にありました。情報系は工学部というイメージを持っていたため、理学部情報科学科のことは当時はよく知りませんでした。

2.進振りを意識し始めたのはいつごろですか。そのときに進学志望先候補はありましたか。

進振りはとにかく点数を取ればなんとかなると思っていたので、1年生のときは進学先などについては考えつつも、科目選択はあまり進振りを意識せずに興味のある科目を取っていました。2年生になると進学先について調べて考えるようになりました。このときには進学志望先は理学部情報科学科を中心に考えていました。

3.進振りの制度についてどのくらい調べましたか。進学志望先を考えるにあたって役立ったものはありますか。

1年生の12月に行われた進振りガイダンスに行ったのをきっかけに調べ始めました。具体的には、進振りの手引き等の資料をよく読みました。進学志望先は、学部ガイダンスや学科ガイダンスに行って考えました。12月は工学部と理学部のガイダンスに行って比べてみて、やはり結構毛色が違うという印象を受けました。

4.進振りを意識してやったことはありますか。

点数が取れるように頑張って勉強したというくらいです。特に必修の科目は落としたら大変だと思い力を注ぎました。一応進学志望先の要望科目を調べましたが、科目選択のときにはあまり意識しませんでした。ただ、4学期専門科目の授業を受けていると、要望科目をとっておけば進学後の勉強は確かに少しは楽になりそうだと感じました。

5.進振りに関してこれをやっておけば良かった、ということがあれば教えてください。

専門科目が始まると忙しくなるので、2年の夏学期とか、余裕のある時期に予習しておけば今後の勉強が楽になったかなと思っています。具体的には、理学部情報科学科の場合はプログラミングを学ぶ講義があるので、特にプログラムを書いたことがない場合はぜひ先に練習しておくことをお勧めします。

6.他に進学を考えていた学部・学科はありますか。最終的に現在の進学先を選んだ決め手は何でしたか。

2年生の5月くらいまで、工学部電子情報工学科と迷っていました。理学部情報科学科を選んだ決め手はカリキュラムの違いです。この2つにはやはり「工学部と理学部の違い」があります。もちろんはっきりとした境界があるわけではないですが、理学部で行うのはどちらかというと基礎研究であり、それを応用して何かを作るのが工学部です。

具体的には工学部電子情報工学科の方には電磁気学とか、回路、半導体、通信の話など、ハードウェアに関する科目が多くありますが、理学部情報科学科の方にはより理論的な側面を扱う科目が並んでいます。これを比べたら、理学部情報科学科の方で学びたいと思い進学志望先を決めました。

9.進学先の様子を教えてください。

多くの講義は理学部の他の学科の人たちと混ざって受けますが、同じ学科の人しかいない講義もあり、クラスで受けた前期課程の語学の授業のような雰囲気です。プログラミングの実力は4学期の段階ですでに差が大きく、できる人があまりできない人に教える光景も見られます。学科内での連絡や情報共有も活発です。

10.進振りの感想を自由に書いてください。

進振りの一番の魅力は、1年生と2年生の夏学期の間は進学先にあまり縛られずに自由に科目を選択できることだと思いました。進学先で学びたいこととは別に興味が生じる科目もあると思うので、それに手が届くのはとても良いことだと思います。

また、高校時代から大学進学後に自分が何をしているかまで見据えて進学先を考えるというのは、案外難しいことだと思います。東大の場合は科類の選択こそあれ、入学してから考えることができるので余裕があります。このような恩恵をもたらす進振りは、ぜひこれからも続いてほしいと思います。


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