点数の計算方法

進学選択の際に同じ学科・分科に定員より多い希望者がいた場合、進学選択までに履修した科目の平均点の高い順に内定が決まります。

平均点には「基本平均点」と「指定平均点」があります。まず、それぞれについて見ていきましょう。

1.基本平均点

名前に「基本」と付いているように、進学選択では多くの場合この「基本平均点」が用いられます。

「基本平均点」の算出に使われる計算式は、以下の通りです。

{各科目の(評点×単位数×重率)の合計}/{各科目の(単位数×重率)の合計}

ここで採用されるのは、2Sセメスター・2S2タームまでに履修した科目のうち、点数によって評価が出るものです。つまり、合格・不合格によって評価が発表される主題科目などの科目は、平均点計算の際には無視されます。

単位数とは、それぞれの講義について定められています。週1回のセメスター制科目または週2回のターム制科目ならば2単位、週1回のターム制科目ならば1単位です。ただし、実験・実習についてはセメスター制であっても1単位となります。

次に、重率についてです。「基本平均点」で用いられる重率は、1の場合と0.1の場合とがあります。重率0.1の科目は重率1の科目より平均点に与える影響が少ないことになります。

さて、重率が1とされるのは、

  • 必修である基礎科目
  • 基礎科目(必修のものを除く)のうち、前期科目修了要件で必要とされる単位数(前期科目修了要件を超えて履修していた場合は、成績上位のものの重率が1とされる。)
  • 総合科目のうち、各系について前期科目修了要件で必要とされる単位数(前期科目修了要件を超えて履修していた場合は、成績上位のものの重率が1とされる。)

重率が0.1とされるのは、

  • 基礎科目(必修のものを除く)のうち、前期科目修了要件を超えて履修した単位数(成績下位のもの)
  • 総合科目のうち、各系について前期科目修了要件を超えて履修した単位数(成績下位のもの)
  • 展開科目(点数によって評価が出るもの)

以上が、「基本平均点」の算出方法となります。

2.指定平均点

教養学部超域文化科学分科(第二段階・第三段階)、工学部全学科(第一段階・第二段階・第三段階)、農学部全専修(第一段階・第三段階)では、上記と異なる計算方法で算出された平均点が適用されます。

教養学部超域文化科学分科(第二段階・第三段階)

計算式自体は「基本平均点」と同じですが、科目ごとの重率が異なります。
ここでは、全ての履修科目(合格・不合格によって評価が発表されるものを除く)のうち、成績上位6割の科目の重率が1、それ以外の科目の重率が0.1となります。
単位数ではなく科目数で重率が決められる点に注意が必要です。

工学部全学科(第一段階・第二段階・第三段階)

計算式は、以下の通りになります。
{各科目の(工学部評点×単位数×重率)の合計}/{各科目の(単位数×重率)の合計}
工学部評点とは、
(評点-49)/5 (小数点以下切り上げで、満点は10)※評点が100点でも、工学部評点は10です。
によって求められます。(例:評点が71点の科目の工学部評点は5)

また、「基本平均点」で重率が0.1とされる科目(ただし、理系の基礎科目を除く)について、それの重率を1とすることでそうしない場合と比べて「指定平均点」が上昇する場合のみ、その科目の重率が1となります。
※システム創成学科A・B・Cの第二段階においては、
「工学部指定平均点」×取得単位数(上限90単位で、合格・不合格によって評価が発表されるものを含む)
によって求められる独自の「指定平均点」が用いられます。ここでは、多く単位を取得するほど「指定平均点」が高くなることになります。

農学部全専修(第一段階・第三段階)

計算式は、以下の通りになります。
「基本平均点」×取得単位数(上限90単位で、合格・不合格によって評価が発表されるものを含む)
ここでも、単純に多く単位を取得するほど「指定平均点」が高くなることになります。

注意:指定重率・履修点

一部の学部では、指定重率と履修点を採用しています。(基本的な算出方法は、「基本平均点」または「指定平均点」と同じです。)

指定重率とは特定の科目の重率を「基本平均点」または「指定平均点」から変更すること、履修点とは特定の科目を履修した学生の平均点に一定点を加点することです。

これらの制度は、教養学部・理学部・工学部・農学部の一部の学科・コースで採用されています。自分の志望する学科・コースで採用されているかどうか確認しておきましょう。

指定重率を採用している学科
  • 教養学部教養学科地域文化研究・総合社会科学分科・国際日本研究コース(後期PEAK)・統合自然科学科物質基礎科学・統合生命科学コース 第一段階・第二段階・第三段階 
  • 工学部全学科(都市工学・システム創成学・化学生命工学科を除く) 第一段階・第二段階・第三段階
  • 工学部計数工学・化学生命工学科  第二段階・第三段階
  • 理学部地球惑星物理学科  第一段階・第二段階・第三段階
  • 理学部生物化学科  第一段階・第二段階
  • 農学部応用生物学・緑地環境学・森林生物科学・森林環境資源科学・水圏生物科学・生物素材化学・木質構造科学・農業・資源経済学・フィールド科学・国際開発農学専修  第二段階
履修点を採用している学科
  • 教養学部国際日本研究科コース 第一段階・第二段階・第三段階
  • 工学部機械工学(A・B)・精密工学・電子情報工学・電気電子工学・マテリアル工学・応用化学・化学システム工学科 第一段階・第二段階・第三段階
  • 工学部航空宇宙工学科 第二段階・第三段階
  • 理学部地球惑星物理学科 第一段階・第二段階・第三段階
  • 理学部地球惑星環境学科 第一段階・第二段階・第三段階
  • 理学部生物化学科・生物学科 第一段階・第二段階