基礎実験虎の巻

理系の学生は1年生の冬学期と2年生の夏学期に基礎実験を履修することになります。理一生は基礎物理学実験と基礎化学実験を、理二・三生は理一生が学ぶ基礎物理学実験と基礎化学実験をそれぞれ半分程度抜粋したものと基礎生命科学実験を行います。

基礎実験は実験棟と呼ばれる様々な実験器具を備えた建物で行われます。中には危険なものや高価なものもあるので取り扱いには注意が必要です。2時限続けて行われ、3時間程度で終わるはずなのですが、延びてしまうこともしばしばです。

実験には毎回テーマがあり、学生は決められた範囲を予習し、当日はペアを作って実験することになります。実験が終わりデータのグラフ化、考察、設問への解答などが済んだら「試問」と呼ばれる講師との面談のようなものを受けます。ここできちんと実験をしたと判断されれば印をもらい、その実験は終了となります。(基礎化学実験では報告書という次の実験までに出さなければならないレポートのようなものを書かなければなりません。)

成績評価はノートやレポートも対象となりますが、出席したか否かが重視されます。これは基礎実験の目的が、講義で学んだことを《実際に実験で確かめてみる》ことにあるからです。「当時は大変だったけれど、駒場で一番役に立ったのは基礎実験」というのはわりとよく聞く話です。