展開科目について

展開科目は、2015年度から教養学部の前期課程に新設されました。社会科学ゼミナール、人文科学ゼミナール、自然科学ゼミナールの3種類からなり、いずれも少人数クラスの授業が中心です。

展開科目は1Aセメスター以降、何科目でも履修することができ、「基礎科目・展開科目・総合科目・主題科目の最低単位数の他に取得しなければならない単位数」に含めることができます(2017年現在、展開科目の最低単位数は「任意選択」となっているため、履修しなくても構いません)。また、人文科学ゼミナールと自然科学ゼミナールは点数がつきますが、進学選択の基本平均点では重率が0.1となるので注意が必要です。

社会科学ゼミナールは、「法・政治」「経済・統計」「社会・社会思想史」「国際関係」の4分野があります。法学部や経済学部の先生による、後期課程の演習科目を先取りしたような授業が多いです。

人文科学ゼミナールは、「哲学・科学史」「歴史学」「文化人類学」「テクスト分析」「データ分析」の5分野があります。文献を講読するスタイルのものが多いです。筆者が受講したものは、史料編纂所の先生の指導の下で中世の荘園関係史料を読み解くという授業でした。一方で、「データ分析」は理系の人でも受講しやすい科目と言えます。

自然科学ゼミナールは、「身体運動科学」「生命科学」「化学」「物理学」「数理科学」「情報科学」「基礎工学」「医学」の8分野があります。「身体運動科学」は、いわばスポ身の延長ですが、身体運動科学の最前線に迫ることができます。「医学」は医学部の先生による授業ですが、履修は理科三類の学生に限定される場合もあります。

このように、展開科目は教養学部の先生だけでなく、本郷の学部の先生も多数受け持っており、専門性の高い授業が行われています。成績は出席と発表、レポートによるものがほとんどです。進学選択の参考に受講してみるのもよいのではないでしょうか。