KOMEXについて

教養学部教養教育高度化機構は、教養教育開発機構と生命科学構造化センターが統合して2010年4月に発足しました。統合前の教養教育開発機構は学術俯瞰講義の立ち上げに関わってもいたので、現在も教養教育高度化機構は学術俯瞰講義の実施も行なっています。英語名はKomaba Organization for Educational Excellenceであり、略称はKOMEXです。

現在は8つの部門により構成されています。自然科学高度化部門は生命科学構造化センターを引き継いだもので、自然科学の教科書の開発を中心に行なっています。生命科学の授業で指定教材として目にする人も多いでしょう。科学技術インタープリター養成部門は2009年度まで振興調整費で運営されていたプログラムを取り込んだもので、大学院生を対象として科目を開講するなどして、社会と科学技術の架け橋となる人材の育成を目的としています。

社会連携部門、アクティブラーニング部門、環境エネルギー科学特別部門は教養教育開発機構を引き継いだものです。社会連携部門は「高校生のための金曜特別講座」の開催や、日本棋院・日本将棋連盟・博報堂などと連携した主題科目の開講などを行なっています。アクティブラーニング部門は17号館の駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS)での授業の開講を中心として、21KOMCEEの教室の設計などにも携わっています。環境エネルギー科学特別部門は環境・エネルギーに関して、主題科目や後期課程学際科学科の選択科目などを開講しています。

国際化部門、体験型リーダー養成部門、初年次教育部門はKOMEXの発足以降に新設されたものです。国際化部門は「東京大学リベラルアーツプログラム(南京)」、通称「LAP」と連携して東大の教養教育の国を超えた発信を行なったり、世界の大学との交流を拡充したりしています。LAPの中では東大から南京大学に学生を派遣したり、逆に南京大学から東大に学生を受け入れたりするプログラムも実施されています。体験型リーダー養成部門は「グローバル時代をどう生きるか」をはじめとする主題科目の開講などを行なっています。初年次教育部門は2014年度までのカリキュラムの「基礎演習」に代わり2015年度からのカリキュラムで開講される「初年次ゼミナール」の運営を行ないます。

以上のようにKOMEXの活動は多岐に渡っているので、さまざまな授業やプログラムでKOMEXとの関わりを感じることができるかもしれません。