前期課程の留年と降年

進学や卒業の段階で取得単位が規定の条件を満たしていない場合、当然進学や卒業はできません。その場合、4月から同じ学年を繰り返して単位をとる必要があります。これを留年といいます。

後期課程では各学部・学科ごとに留年の条件が異なるのでここでは触れないことにします。一方、前期課程の留年のルールは基本的に全ての学生にとって共通で、しかも少し複雑です。ここでは、前期課程の留年その他の仕組みついて説明します。

自主留年

現在のカリキュラムでは1年生で留年することはありませんが、1年Aセメスターが終了時に「留年届」を提出することで1年生をもう1回繰り返すことが可能です。これを自主留年といいます。進学選択で人気の学科を目指しているものの成績が今ひとつ、というような場合に利用されます。

降年

進学選択は夏休みが終わるころには全て完了し、2年生のAセメスターは全ての人がそれぞれ進学先が決まり、それに応じた専門科目の講義を受けます。しかし、希望の進学先に進めなかったり、あるいは成績の関係でそもそも進学選択の対象にならなかったりして進学先が内定していない人は、Aセメスターから1年生としてやり直すことになります。このように、2年生が学年途中のAセメスターから1年生となることを便宜上、降年と言います。進学選択のある東大独特のシステムといえるでしょう。

留年

進振りで進学先が内定していても、2年生Aセメスター終了段階で前期課程として必要な単位が足りていなかった場合、進学内定は取り消され、留年することになります。一旦進学先が内定し、専門科目の授業を受けてみたものの、やはり別の進学先に進みたいという人は、Aセメスター終了時に進学辞退の手続きをすることができます。この場合も留年することになります。

なお、前期課程で留年・降年できるのは最大2年までです。

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担当: , 野上宏樹